

子犬が散歩でまったく歩かないのは異常なの?

少し歩いたのに途中で急に固まるのはなぜ?

フリーズした時、引っ張る・待つ・抱っこ、どれが正解?

甘やかしになる行動と、必要なフォローの違いが分からない…

歩かないままだと、将来ずっと散歩嫌いになるのでは?

騒がしい場所に早く慣らした方がいいの?
こんな疑問・悩みを解決します。
1.子犬の散歩で歩かない・フリーズするのは異常ではなく「正常な反応」
2.散歩中にフリーズする本当の原因は「怖さ」ではなく情報過多と限界サイン
3.フリーズした瞬間にやるべき正解対応と、絶対にやってはいけない行動
4.明るい・暗い・騒がしい・静かな時間帯の違いと、正しい使い分け方
5.先住犬がいる場合のメリット・デメリットと失敗しない散歩の考え方
6.子犬の散歩で最も大切なのは距離ではなく「安心の成功体験」を積むこと
この記事では、子犬の散歩で歩かない・途中で固まってしまい不安になっているあなたに向けて、
「それは失敗ではなく正常な反応」だと安心でき、フリーズした瞬間に何をすればいいのかを紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

子犬の散歩は「歩かせる」より「怖くしない」が正解
子犬の散歩がうまくいかないときほど、答えはシンプルです。
- 歩かないのは普通
- フリーズは失敗ではない
- 無理に進ませるほど、散歩が苦手になりやすい
- 成功の基準は“距離”ではなく“安心して終われたか”
散歩のゴールを「歩いた距離」に置くと、子犬は置いていかれます。
ゴールは「外に出ても大丈夫だった」「怖くなっても助けてもらえた」です。
ここがブレないほど、成長が速くなります。
ローツェ妹のヌプツェは、初め全然歩かなかったけど、今じゃお外で散歩を楽しんでるよ!
子犬が散歩で歩かない・フリーズするのはなぜ?
ヌプツェ「外が怖いから」って一言で片づけちゃうと、対策が雑になっちゃいます。
子犬が止まる理由は、主に次の4つが重なって起きるんだよ!
理由1|外は情報が多すぎて“頭がいっぱい”になる
子犬にとって外は、音も匂いも動きも、家の中とは比べ物にならないほど多い世界です。
- 車の音、風の音、足音
- 人、自転車、影の動き
- 他の犬の匂い、排気ガス、草や土の匂い
- 地面の硬さ、温度、ザラザラ感
子犬はそれを一気に処理できず、「どうしたらいいか分からない」状態になり、結果として止まります。これは性格が弱いからではなく、慎重に判断しているサインでもあります。
理由2|地面の感触が合わない(硬い・冷たい・ザラザラ)
家の床と外の地面は別物です。
特に初めては、地面の違和感だけで止まることがあります。
砂利、荒いアスファルト、濡れた路面などは難易度が上がります。
理由3|ハーネス(胴輪)やリードが気持ち悪い・痛い
初めての装着で、体に当たる感覚が気になって動けない子は多いです。
サイズが合っていないと、脇がこすれたり、胸が圧迫されたりして余計に止まりやすくなります。
理由4|怖い体験が“記憶”になる(散歩=怖い、になりやすい)
一度でも「引っ張られて怖かった」「大きな音で固まった」「逃げられなかった」という経験が強いと、次から外に出た時点で固まりやすくなります。
子犬は“楽しかった”より“怖かった”が残りやすいことがあります。
ローツェ初めての世界だから怖さが勝っちゃうんだね…
フリーズには2種類ある|見分けで対応が変わる
ヌプツェ同じ「止まった」に見えても、状態は大きく2つに分かれます。
ここを見誤ると、対応が逆効果になっちゃうから気を付けてね!
タイプA|様子見フリーズ
特徴
- 周りを見ている
- 匂いを嗅いでいる
- 耳が動く、体が少し動く
- 一瞬動こうとする
これは「情報を集めている」状態。
怖いというより、判断中です。
このときの正解
- 引っ張らずに待つ(30秒〜1分)
- リードはゆるめる
- しゃがんで目線を下げる
- 動いたら“静かに”褒める(テンションを上げすぎない)
ここで子犬が「自分で動けた」を作れると、強くなります。
タイプB|完全フリーズ
特徴
- 体が固まって動かない
- 目が一点に固定される
- 呼びかけが届きにくい
- 呼吸が浅く早いこともある
これは怖さが強い可能性が高いです。
このときの正解
- 抱っこで撤退してOK
- 来た道を戻る
- その日は終了でもOK
ここで無理に引っ張ると「外は危険、助けてもらえない」と覚えやすいので、撤退は逃げではなく安全対策です。
ローツェ抱っこは甘やかしじゃないから恐怖が勝ってる時は抱っこして助けてあげてね!
フリーズしたときの対応
ヌプツェ散歩中に固まったとき、毎回迷うと飼い主さんの焦りが伝わり、さらに固まりやすくなります。
次の順番を“型”として持っておくと安定するよ!
手順1|まず止まる(引っ張らない)
子犬が止まった瞬間にリードを引くと、「止まる=苦しい」「外=怖い」が強化されやすくなります。
まずは飼い主が止まります。
手順2|30秒〜1分待つ(声かけは最小)
大声で励ましたり、テンションを上げたりすると逆効果なことがあります。
子犬は落ち着く時間が必要です。
手順3|“回復のサイン”を見る
- 耳が動く
- 匂いを嗅ぐ
-体が少しゆるむ - 目が動く
これが出てきたら、回復し始めています。
手順4|それでも動かない時の選択肢(安全に成功で終える)
Uターン作戦(来た道を少し戻る)
「前へ進む」が怖いだけなら、戻る方向は歩けることがよくあります。
2〜3歩戻るだけで歩き出す子は多いです。
方向転換(進行方向を変える)
角を曲がる、道を変えるだけで刺激が減り、急に歩けることがあります。
抱っこで撤退(終了でOK)
完全フリーズなら抱っこで帰ってOK。
大切なのは「怖いまま引っ張られて終わらない」ことです。
ローツェ楽しい思い出のまま終わってあげようね!
絶対にやってはいけないこと
ヌプツェ子犬の散歩で誤解しやすいのは「このくらい押せば慣れる」「抱っこすると甘える」という思い込みだよ。
以下は避けるようにしてね!
NG1|リードを強く引いて進ませる
引っ張られる感覚は、子犬にとって「逃げられない」「体が苦しい」と感じやすいことがあります。
結果、フリーズが強くなります。
NG2|抱っこ→すぐ下ろす→また抱っこ…を繰り返す
子犬は「怖い→抱っこで助かる→すぐ戻されて怖い」を繰り返すと、安心できません。
抱っこに切り替えたら、そのまま撤退で良い日もあります。
NG3|テンション高い声かけで無理に励ます
元気づけのつもりでも、子犬には「急に圧が来た」と感じることがあります。
落ち着いた声、短い言葉、静かな褒め方が基本です。
NG4|「歩かない=失敗」と決めつける
初散歩は「歩く練習」より「外慣れ」。
玄関を出られただけでも大成功です。
ローツェ成功体験を増やしていってあげてね!
散歩の時間帯別メリット・デメリット
ヌプツェ散歩の難しさは、ざっくり言うと「見えやすさ」と「刺激の量」で決まります。
子犬には段階が必要だから、ゆっくりと慣らしてあげてね!
明るい時間帯のメリット・デメリット
メリット
- 視界が良く、子犬が状況を理解しやすい
- 飼い主も表情や歩き方を確認しやすい
- 初散歩に向いている
デメリット
- 人や車が多い時間帯だと刺激が強くなりやすい
- 怖がりな子はフリーズしやすいことがある
暗い時間帯のメリット・デメリット
メリット
- 人通りが少なく落ち着きやすいことがある
- 静かな道なら歩ける子もいる
デメリット
- 視界が悪く、子犬が不安になりやすい
- 突然の影や音に過敏になりやすい
- 飼い主も危険に気づきにくい
初期は「暗い」より「明るい」を優先するのが無難です。
騒がしい時間帯のメリット・デメリット
メリット
- 人・車・生活音に少しずつ慣れれば、将来落ち着きやすい
- 社会の音に強くなる可能性がある
デメリット
- 強すぎる刺激は「怖い記憶」になりやすい
- 一度怖くなると回復に時間がかかることがある
ポイントは「騒がしい=悪」ではなく、慣れてから短く入れることです。
静かで落ち着いている時間帯のメリット・デメリット
メリット
- フリーズしにくい
- 成功体験を作りやすい
- 外の匂いと地面に集中できる
デメリット
- 刺激が少ないので、慣れ方が偏ることがある
- 静かだけで散歩を続けると、騒がしい状況が苦手なままになりやすい
ローツェ初めてのお外は、明るい時間の静かな場所で慣らしてあげてね!
組み合わせるとどうなる?
ヌプツェ時間帯は「明るい/暗い」、環境は「騒がしい/静か」
4つの組み合わせがあるけど、組み合わせで難易度が変わるよ!
明るい × 静か(最初に最強)
- 見えて安心
- 刺激が少ない
- 初散歩のスタート地点に最適
明るい × 少し騒がしい(慣れてから少しだけ)
- 社会の音に慣れる
- 将来の安定に役立つ
ただし短時間、短距離で。
暗い × 静か(余裕が出たら)
- 落ち着いて歩く練習に向く
ただし暗さが不安になる子もいるので、無理はしない。
暗い × 騒がしい(難易度が高い)
子犬期は優先度が低いです。無理にやる必要はありません。
ローツェいきなりハードルを上げるのは危険だから、徐々に慣らしてあげてね!
先住犬がいる場合のメリット・デメリット
ヌプツェ私みたいにローツェお姉ちゃんがいると、子犬の散歩は成功しやすくなることがあるけど、同時に落とし穴もあるから注意してね!
メリット|先住犬は“お手本”になる
- 先住犬が落ち着いて歩く → 子犬が真似しやすい
- 「外は危険じゃない」と感じやすい
- 飼い主が落ち着きやすい(それが子犬にも伝わる)
デメリット|先住犬のクセもコピーされる
- 先住犬が引っ張る/吠える/怖がる
→ 子犬がそれを真似しやすい - 子犬が先住犬に隠れるクセがつく
→ 単独で歩けなくなりやすい
正しい使い方|一緒と別々を混ぜる
最初は「別々」でもOK
- 先住犬:いつもの散歩で満足させる
- 子犬:短時間の外慣れだけでOK
慣れてきたら「落ち着いた区間だけ一緒」
いきなり全部一緒にしない。落ち着いて歩ける場所・時間帯だけで十分です。
子犬の“単独の成功体験”も必ず作る
先住犬がいる家庭ほど、子犬の「自分でできた」を作るのが大切です。
ローツェパピーにはパピーのペースがあるから、ゆっくり焦らずでいこうね!
散歩の「成功」の基準を変える|距離より経験の質
ここがブレると、すべてがうまくいきません。
次は全部「成功」です。
- 玄関から外に出られた
- 地面に降りられた
- 数秒立てた
- 一歩出た
- フリーズしても回復できた
- 抱っこで安全に帰れた
子犬にとっては「外に出た」というだけで、経験値が積み上がっています。
ローツェ全部成功だから誉めてあげてね!
“途中で急にフリーズ”の正体は「積み上がり」
「さっきまで歩いてたのに突然止まった」は、最後の出来事だけが原因とは限りません。
多くの場合、刺激が少しずつ積み上がって限界に達しています。
例えば、
- 家を出てからずっと車の音がしていた
- 何回も人とすれ違った
- 地面がざらざらしていた
- ハーネスが少しこすれていた
こうした“小さな負担”が溜まって、ある瞬間にフリーズが起きます。
だから対策は「最後の刺激だけを避ける」ではなく、散歩全体の負担を減らすことです。
ローツェ初めは同じコースを、同じ時間に歩く方がいいよ!
1週間の散歩設計
ヌプツェここでは「距離」ではなく「成功回数」で組みます!
Day1〜2|明るい×静か、家の前だけでOK
- 外に出る → 地面に降りる → すぐ帰る
- 1回3〜5分で十分
Day3〜4|同じ条件でルートを少しだけ変える
- 角をひとつ増やす
- 途中で止まってもテンプレ対応で終了
Day5|“少し騒がしい”を1分だけ混ぜる
- 人が少し増える場所を1分だけ体験
- すぐ静かな道に戻して成功で終える
Day6|暗い×静かを短時間で試す(子犬が平気なら)
- 明るい時間で成功していることが前提
- 不安が強いなら無理しない
Day7|フリーズしやすい場所は「遠くから成功」を作る
- 近づいて止まったら撤退ではなく
「遠い距離で成功」→「少し近づく」を繰り返す
ローツェ何度も言うけど、徐々に焦らずゆっくり成功体験を積み重ねていってね!
よくある誤解Q&A
Q1|抱っこすると甘えませんか?
甘えというより、“安全”の経験になります。
ただし、軽いフリーズ(様子見)まで毎回すぐ抱っこすると「止まれば抱っこ」が癖になることもあるので、基本は「待つ→回復→それでも無理なら抱っこ」の順番を守るとバランスが取れます。
Q2|歩かせないと運動不足になりませんか?
子犬期の散歩は、運動量より外慣れが優先です。
運動不足が心配なら、家の中で安全に遊ぶ、短い遊びを複数回などの工夫ができます(無理な長距離散歩は不要です)。
Q3|騒がしい時間に慣れさせた方が強くなりますか?
強くなる可能性はありますが、やり方が重要です。
最初から強い刺激に長時間さらすと、怖さが残りやすいです。
慣れてから短時間だけが安全です。
Q4|先住犬と一緒ならすべて解決しますか?
うまくいくことも多いですが、先住犬のクセも伝わります。
子犬の自信を育てるために、子犬単独の成功体験も必ず作るのが正解です。
まとめ|子犬の散歩で歩かない・フリーズしても大丈夫。大切なのは「安心の積み重ね」

子犬の初めての散歩で歩かない、途中でフリーズしてしまう。
それは決して異常ではなく、外の世界を理解しようとする正常な反応です。
子犬にとって散歩は運動の時間ではなく、音や匂い、地面の感触などに少しずつ慣れていくための大切な経験の場。
歩かないからといって無理に引っ張ったり、焦って距離を伸ばしたりする必要はありません。
フリーズしたときは「止まる・待つ・必要なら引き返す、抱っこする」という判断を軸に、子犬が安心して終われる選択をすることが何より重要です。
また、散歩の時間帯や環境は「明るくて静か」から始め、慣れてきたら少しずつ刺激を増やすことで、散歩への苦手意識を作らずに成長をサポートできます。
先住犬がいる場合も、一緒と別々を上手に使い分けることで、子犬自身の自信を育てることができます。
子犬の散歩は距離や歩数を競うものではなく、「外は安全だった」「怖くなっても守ってもらえた」という成功体験を積み重ねる時間です。
その積み重ねが、やがて自分から歩き出せる力につながっていきます。
焦らずゆっくり子犬のペースで成功体験を積み重ねていってあげてください。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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