

子犬の歯の生え変わりはいつからいつまで続くの?

この噛み癖は自然に治るの?それとも放置は危険?

甘噛みはどこまで許していい?

噛む力が強くなってきたけど、このままで大丈夫?

噛ませるおもちゃはどんなものが正解?

乳歯が抜けないまま永久歯が生えてきたけど大丈夫?
こんな疑問・悩みを解決します。
1.子犬の歯の生え変わり期とは?噛み癖が強くなる本当の理由
2.歯の生え変わり期に必ずやるべき正しい噛み癖対策
3.歯の生え変わり期にやってはいけないNG行動
4.噛み癖を悪化させないデンタルトイと噛ませ方の正解
5.先住犬がいる家庭での噛み癖対策と関係を壊さない管理方法
6.歯の生え変わり期は一生を左右するゴールデンタイム
この記事では、子犬の歯の生え変わり期に噛み癖が激しくなり、先住犬との関係やしつけに不安を感じている飼い主へ向けて、今やるべき正解と絶対に避けたいNG対応をすべてまとめて紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

子犬の歯の生え変わり期とは?まず知っておくべき基礎知識
子犬の噛み癖に悩む多くの飼い主さんが直面するのが、「歯の生え変わり期」です。
この時期を正しく理解していないと、必要以上に叱ってしまったり、間違った対策をしてしまい、成犬になってからの問題行動につながることもあります。
乳歯と永久歯の生え変わりの時期
- 生後2〜4週頃:乳歯が生え始める
- 生後2か月頃:乳歯(28本)が生えそろう
- 生後3〜4か月頃:永久歯への生え変わり開始
- 生後6〜7か月頃:永久歯(42本)が生えそろう
永久歯は、前歯 → 犬歯 → 奥歯(臼歯)の順に生え変わるのが一般的です。
ローツェ私は4ヶ月で今の家に来たから永久歯の生え変わりからだったけど、妹のヌプツェは乳歯が生え揃ったばっかりだったよ!
なぜ歯の生え変わり期に噛み癖がひどくなるのか
この時期の噛み癖は「しつけ不足」ではありません。
ほぼすべての子犬に見られる正常な成長行動です。
噛む理由① 歯ぐきの不快感と痛み
- 乳歯が抜ける違和感
- 永久歯が歯ぐきを突き破って生える刺激
- 軽い炎症状態が続く
これらにより、子犬は常に口の中に違和感を抱えています。
噛む理由② 噛むことで楽になる自己ケア行動
噛むことで歯ぐきが刺激され、不快感が一時的に軽減されます。
つまり噛む行動は、子犬にとっての「自己治療」でもあるのです。
噛む理由③ 興奮・疲労・学習が重なる
- 疲れているのに眠れない
- 興奮しすぎてクールダウンできない
- 噛むと人が反応する=楽しい
これらが重なると、噛み癖は強く・しつこくなります。
ローツェ子犬は噛むことで自分の欲求を満たしているんだね!
歯の生え変わり期に積極的にするべきこと
噛んでいい物を戦略的に用意する
噛み癖対策の基本は、「噛ませない」ではなく「正しく噛ませる」ことです。
おすすめの噛み物
- 子犬用の柔らかめデンタルトイ
- ゴム・TPR素材のおもちゃ
- 布製・ロープ系(引っ張りすぎない)
- 冷蔵庫で軽く冷やしたおもちゃ
※ 鹿角・ヒヅメ・硬質ナイロンは歯の完成前は避けます。
噛み替えを教える
- 手や家具を噛んだら叱らない
- 無言で噛んでいい物に差し替える
- 噛めたら静かに成功させる
これを繰り返すことで、「噛んでいい物」と「噛んではいけない物」を自然に学びます。
歯みがきは“準備期間”と考える
歯の生え変わり期は、歯ぐきが敏感です。
- ゴシゴシ磨かない
- 口に触る
- 唇をめくる
- ガーゼで軽く拭く
ここまで出来れば十分です。
この慣らしが、成犬の歯みがき成功率を大きく左右します。
毎日歯をチェックする習慣
- 乳歯が残っていないか
- 永久歯が変な位置から生えていないか
- 歯ぐきが赤く腫れていないか
特に犬歯は乳歯遺残が起きやすいため注意が必要です。
ローツェ私は1本だけ乳歯遺残があったから避妊手術の時に同時に抜いてもらったよ!
避妊手術について詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
歯の生え変わり期に絶対にしない方がいいこと
硬すぎる物を噛ませる
歯が欠ける、歯根を痛める、歯並びが崩れる原因になります。
無理な歯みがき
出血や痛みは、「歯みがき=嫌なこと」という記憶を残します。
噛む行動を強く叱る
- 興奮が増す
- 人の手が怖くなる
- 噛み癖が悪化する
叱ることは逆効果です。
ローツェ私は永久歯に生え変わってから、鹿角とかの固い物を噛むようになったよ!
鹿角について詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
【実践編】歯の生え変わり期の噛み癖対策
基本ルールは3つだけ
- 叱らない
- 引っ張らない
- 反応しない
噛まれたら、静止 → 無言 → 差し替えが最も効果的です。
噛みが強くなったら即中断
- 甘噛み:許容
- 力が入ったら:遊び終了
静かに立ち上がり、その場を離れます。
「強く噛むと楽しいことが終わる」と学びます。
噛み癖は“疲れ”のサインでもある
- 噛みが荒くなる
- 落ち着かない
- 目がギラつく
この場合は、休憩・クレート・寝かせるが正解です。
ローツェ眠たすぎると訳が分からなくなって、きつく噛んじゃうんだね…
先住犬がいる場合の噛み癖対策【多頭飼い編】
大原則:犬任せにしない
先住犬にしつけ役を丸投げすると、関係が悪化する原因になります。
先住犬の逃げ場を必ず確保する
- クレート
- ベッド
- 高い場所
先住犬のストレス管理が最優先です。
子犬が噛み始めたら人が即介入
- 無言で距離を取る
- クールダウン
- 噛んでいい物へ誘導
「我慢役」を先住犬に押し付けてはいけません。
先住犬が軽く叱るのはOK(条件付き)
- 唸る・避ける → 正常
- 追いかける・本気噛み → 即介入
先住犬ファーストを徹底する
- ごはん
- おやつ
- 声かけ
立場が守られることで、先住犬は子犬に寛容になります。
ローツェ私はお姉ちゃんだから、ヌプツェに優しくできるよ!
先住犬が子犬のデンタルトイを取る場合の正解対応
結論:おもちゃは共有させない
デンタルトイは人の管理制にします。
子犬専用タイムを作る(最重要)
- 子犬:サークル・クレート内
- 先住犬:別空間
物理的に分けることで、トラブルはほぼ防げます。
同室で与える場合の工夫
- 先住犬に先に渡す
- 質を分ける
- 距離を取る
取りに行った瞬間の対応
- 叱らない
- 無言で呼ぶ
- 別の物と交換
- すぐ回収
子犬から無理に取り返すのはNGです。
ローツェ私の気分も時と場合によるから、私たちから目を切らないようにしてね!
歯の生え変わり期は“一生の土台作り”
この時期の対応次第で
- 成犬の噛み癖
- 歯みがきのしやすさ
- 口内環境
- 多頭飼いの関係性
すべてが決まると言っても過言ではありません。
ローツェ難しい時期だけど、ここを乗り切るとあとは楽しいことがいっぱいだよ!
まとめ|正しく向き合えば、将来への最高の投資期間

子犬の歯の生え変わり期は、生後3〜6か月頃に訪れる重要な成長段階であり、この時期に見られる噛み癖や甘噛みは、しつけがうまくいっていないからではなく、歯ぐきの違和感や永久歯の萌出による不快感、そして成長過程における自然な行動として多くの子犬に起こります。
そのため、噛む行動そのものを無理にやめさせるのではなく、正しい噛み癖対策として「噛んでいい物を用意する」「叱らずに噛み替えを教える」「興奮や疲れをためない環境を整える」ことが大切になります。
また、歯の生え変わり期は歯みがき習慣づくりの準備期間でもあり、無理なケアをせず、口周りに触れることに慣らすことで、将来の口腔ケアや歯周病予防につなげることができます。
さらに、先住犬がいる多頭飼いの家庭では、子犬と先住犬を犬任せにせず、人が間に入って管理することが不可欠であり、デンタルトイを共有させないことや先住犬ファーストの対応を徹底することで、噛み癖の悪化や犬同士の関係悪化を防ぐことができます。
この歯の生え変わり期に正しい知識と対応を身につけることは、噛み癖・多頭飼いトラブル・歯の健康といった将来の悩みを未然に防ぐための大切な土台作りです。
焦らず、比べず、その子の成長に寄り添いながら一貫した対応を続けていくことで、子犬は自然と落ち着きを身につけていきます。
その子の成長過程を楽しみながら、成長していく姿を見守りましょう。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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