

子犬の寝床は同室と別室、どちらが正解なの?

最初から別室で寝かせるのはダメ?

夜だけクレートに入れるのは問題ある?

夜泣きは甘え?わがまま?不安?

鳴いても無視した方がいいの?

先住犬がいるから同じ部屋で寝かせれば安心する?
こんな疑問・悩みを解決します。
1.子犬の寝床問題の本質は「同室か別室か」ではない
2.クレートは隔離ではなく「神経を落ち着かせる装置」
3.同室は甘やかしではない|別室はゴールであってスタートではない
4.先住犬がいても夜泣きが起きる理由
5.ブリーダー由来の匂いが夜泣き対策に効く科学的理由
6.夜泣きと分離不安を防ぐ寝床・クレート環境の最適解
この記事では、子犬の夜泣きや寝床に悩み、「同室か別室か」「クレートはかわいそうでは?」と迷っているあなたへ、感覚や思い込みではなく“納得できる判断軸”を持てるようになる記事です。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

子犬の寝床問題の本質は「場所」ではない
同室か別室かで悩む前に知ってほしいこと
多くの飼い主が最初に悩むのが、「寝床は同室がいいのか、別室がいいのか」という二択です。
しかし、この問い自体が本質を外しています。
重要なのは場所そのものではなく、
その寝床で、子犬が“安全だ”と感じられるかどうか
です。
子犬にとって寝床とは、
- しつけのための場所
- 我慢を覚えさせる場所
ではありません。
「ここにいれば大丈夫」という安全基地(セーフベース)である必要があります。
夜泣きは性格の問題ではない
夜泣きを「甘え」「わがまま」「慣れていないだけ」と捉えてしまうのは、最も誤解しやすいポイントです。
実際には、夜泣きの正体は以下の組み合わせです。
- 母犬・兄弟という安心源の消失
- 新しい環境への急激な変化
- 自己鎮静能力(不安を自分で下げる力)の未成熟
つまり夜泣きは、環境に適応しようとする脳の反応であり、しつけ以前の問題なのです。
ローツェ私は夜泣きしなかったけど、妹のヌプツェはひどかったよ…
クレートは「閉じ込める箱」ではない
クレートの本当の役割
クレートに対して、「閉じ込める」「かわいそう」「罰のよう」という印象を持つ方は少なくありません。
しかし、正しく設計されたクレートは真逆の存在です。
✔ 視覚刺激が少ない
✔ 音の方向が限定される
✔ 体を丸められる
✔ 匂いがこもる
これらはすべて、脳の警戒レベルを下げ、副交感神経を優位にする条件です。
つまりクレートは、子犬の神経を“休息モード”に切り替える装置なのです。
覆い方で効果は激変する
やりがちな失敗が、
- 完全に覆って真っ暗
- まったく覆わずオープン
の両極端です。
最適なのは、全体の50〜70%を覆い、完全密閉しないこと。
- 完全密閉 → 予測不能な恐怖
- 完全オープン → 刺激過多
このバランスが、夜泣きの有無を左右します。
ローツェ安心感を与えてあげてね!
クレートについて詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
同室と別室の本当の考え方
結論:同室は“甘やかし”ではない
迎え入れ直後〜夜泣きがある期間は、同室が基本です。
同室で寝ることで、子犬は次のことを学びます。
- 夜になっても危険は起きない
- ひとりでも朝は来る
- 人は消えても戻ってくる
これは依存ではなく、分離耐性の学習です。
別室は「ゴール」であってスタートではない
別室が成立するのは、次の条件がそろった後です。
- 夜泣きがほぼ出ない
- クレートで落ち着いて眠れる
- 日中もクレートが安心場所
- 人が見えなくても自己鎮静できる
別室を早めすぎると、「慣れる」のではなく「不安を抱えたまま諦める」状態になりやすく、分離不安の温床になることがあります。
ローツェ分離不安について詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
先住犬がいても別室が失敗しやすい理由
先住犬=安心源、ではない
人間の感覚では、「先住犬がいるからひとりじゃない」と考えがちです。
しかし子犬にとっての安心源には順序があります。
- 母犬・兄弟
- 人間
- 先住犬(かなり後)
迎え入れ直後の子犬にとって、先住犬は**まだ“安心を共有した経験のない存在”**です。
先住犬の横でも夜泣きが起こる理由
子犬の視点では、
- 匂いが違う
- 対応してくれない
- 鳴くと怒られる可能性がある
つまり、「いるけど頼れない存在」。
その結果、夜泣きが悪化したり、先住犬側のストレスが増すケースも少なくありません。
ローツェ先住犬について詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
ブリーダー由来の匂い布は最強の安心ツール
なぜ匂いがここまで効くのか
嗅覚は、感情記憶を司る脳領域に直接つながっています。
そのため匂いは、思考を介さずに安心感を呼び起こします。
ブリーダー宅の匂いには、
- 母犬
- 兄弟
- 生後数週間過ごした環境
すべてが含まれています。
正しい使い方とNG例
✔ クレートの中だけに入れる
✔ 夜や不安な時間帯に限定
✔ 最初の1〜2週間は洗わない
❌ 家中で使う
❌ 先住犬と共有
❌ すぐ洗濯する
目的は、「この寝床=安全」という条件づけです。
ローツェ匂いの安心感について詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
夜泣きを最短で終わらせる寝床設計の黄金セット
実践的ベスト構成
- クレート(巣穴化)
- 匂い布
- 暗さのコントロール
- 人または先住犬の“気配”(段階的)
このセットがそろうと、夜泣きは
- 出ても弱く
- 短時間で
- 自然に減少
していきます。
ローツェ光の環境作りについて詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
やりがちな致命的ミス
夜だけ突然別室にする
昼は一緒、夜だけ隔離。
これは最悪の組み合わせです。
泣いている状態で放置し続ける
泣いても誰も来ない、でも不安は消えない。
この学習は、不安の慢性化につながります。
ローツェ鳴いているのは甘えじゃないから、安心感がだ大事だよ!
最終結論
- 寝床は場所の問題ではない
- クレートは隔離ではなく神経調整装置
- 同室は甘やかしではなく初期投資
- 別室は自立ではなく結果
- 匂いは最強の安心スイッチ
この順番を守れば、夜泣き・寝床問題・分離不安は高確率で防げます。
まとめ

子犬の寝床やクレート環境、夜泣きの悩みは、「同室か別室か」「クレートはかわいそうではないか」といった表面的な選択の問題ではありません。
夜泣きの多くは甘えやしつけ不足が原因ではなく、母犬や兄弟と離れ、新しい環境に適応しようとする過程で生じる不安や緊張による、ごく自然な反応です。
そのため、子犬の寝床を考える際に本当に重要なのは、場所や形式ではなく、その環境を子犬自身が「ここは安全だ」と認識できているかどうかです。
クレートは閉じ込めるための道具ではなく、刺激を減らして神経を落ち着かせる安全基地として機能させることで、夜泣きや分離不安の予防に大きな役割を果たします。
同室で寝ることは依存や甘やかしではなく、安心の土台を作るための初期段階であり、別室で安定して眠れるようになることは、その結果として自然に目指すゴールです。
先住犬がいる場合でも、必ずしも子犬の安心源になるとは限らないことや、ブリーダー由来の匂いを寝床に限定して使う重要性など、順序と環境設計を正しく理解することで、夜泣きは長期化せず、穏やかに収束していきます。
正しい知識をもとに寝床・クレート環境を整えることは、子犬の一生の安心感と信頼関係を育てる大切な第一歩です。
より良い環境づくりを行い、子犬に安心感を与えてあげてください。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
もしよかったら下のボタンからインスタにも遊びに来てね!





