知らなきゃ損!海外ウィペットの最新トレンド、SNS事情を徹底紹介

海外のウィペット・サイトハウンド飼育シーンには、日本ではまだ知られていない4つのトレンドがあります。

海外のウィペット・サイトハウンド飼育シーンを調べてみると、大きく4つのトレンドが浮かび上がってきました。①TikTok・Instagramでの「ウィペットあるある」バズコンテンツ、②サイトハウンド体型に特化した海外専門ブランドのケア用品、③脱走・呼び戻し不安を解決する「プライベートドッグラン予約サービス」、④お揃いカラーでコーディネートするグッズ選びの流行です。この記事では、それぞれの実例を紹介しながら、日本のウィペット飼い主さんが取り入れられそうなポイントを解説します。

日本国内では、ウィペットはまだ「あまり知られていない犬種」として紹介されることが多い一方、海外(特にイギリス・アメリカ・オーストラリア)ではサイトハウンド専用の産業・コミュニティがある程度成熟しており、専門ブランドや専門サービスが日常的に利用されています。この温度差そのものが、日本のウィペット飼い主にとって新しい発見につながるのではないかと考え、この記事をまとめました。

こんな疑問はありませんか?
  • 海外のウィペット飼い主は今どんなことをしているのか気になる
  • サイトハウンド専用のケア用品やサービスがあるのか知りたい
  • 海外の情報を、自分たちの生活にも取り入れてみたい
【この記事の結論】

海外のウィペット・サイトハウンド飼育シーンには、①SNSでのバズコンテンツ、②体型専用ケアブランド、③プライベートドッグラン予約サービス、④お揃いコーデという4つのトレンドがあります。「トレンド」は数ヶ月〜数年で変化する性質のものであり、この記事の内容は執筆時点で確認できた情報に基づいています。


目次

SNSで話題!海外のウィペットバイラルコンテンツ

ローツェ

海外のウィペット仲間たちが、SNSでどんな風に人気になってるか調べてみたよ!私たちの動きって、海外でもウケがいいみたい。

TikTokでは「#whippetsoftiktok」「#sighthounds」「#whippetlife」といったハッシュタグのもと、ウィペットの動画が数多く投稿されています。代表的な発信者の一つが「HicksTheWhippet」というアカウントで、ウィペットの高速ダッシュや、着地に失敗してコケる様子、変わった寝相といった、動きの速さとコミカルさを両立させたコンテンツが定番のバズジャンルとして定着しています。

投稿に使われる定番のキャプションには「Everyone wants a whippet until…(みんなウィペットを飼いたがるけど、実際は…)」という言い回しがあり、見た目のスマートさと、実際の(やや変わった)性格とのギャップをユーモラスに描く投稿が繰り返し人気を集めています。この後には、実際に暮らしてみて初めて分かる「あるある」エピソードが続く構成が定番になっているようです。見た目の優雅さと、実際の暮らしのギャップというテーマは、ウィペットに限らずサイトハウンド全般で共感を呼びやすい切り口だと考えられます。これはローツェ・ヌプツェを見ている私たちにも「分かる」と感じる部分が多いポイントです。ちなみに当ブログでも、以前「ウィペットあるある11選」という記事で似た切り口の内容をまとめており、海外の飼い主さんが感じている「あるある」と重なる部分が多いのも興味深い発見でした。

こうしたバズコンテンツの多くは、特別な機材や編集技術を使ったものではなく、日常のワンシーンをスマートフォンで撮影しただけのものです。「うちの子の変な寝相」や「ズーミー(急に走り回る行動)」の瞬間を撮ってみるだけでも、同じような投稿の第一歩になるかもしれません。

ウィペットのように動きが速く表情豊かな犬種は、走る姿・急停止する姿・独特の寝相といった「動きのギャップ」がそのまま映像の見どころになりやすく、SNSコンテンツとの相性が良い犬種だと言えそうです。

ハッシュタグの使い方にも傾向があります。「#whippetsoftiktok」のような犬種特化型タグと、「#sighthounds」「#dogsoftiktok」「#fyp」のような、より広い層に届けるための汎用タグを組み合わせて投稿するのが定番のスタイルとして定着しているようです。犬種特化型タグだけでは同じ愛好家にしか届きませんが、汎用タグを併用することで、ウィペットを知らない層にも「こんな犬種がいるんだ」と知ってもらうきっかけになります。

ヌプツェ

特別な準備をしなくても、いつもの生活の1コマがバズるかもしれないんだって。今度、変な寝相してるとこ撮ってもらおうかな。


海外発、サイトハウンド体型専用のケアブランド

ローツェ

体のラインが特殊な私たちにとって、服選びってすごく悩ましいよね。海外にはサイトハウンド専用のブランドがあるんだって。

ウィペットやグレイハウンドのような犬種は、胸が深く、胴回りが細いという独特の体型をしています。そのため一般的な犬用ウェアだと、胸元がきつすぎたり、逆に胴回りがゆるすぎて脱げてしまったりすることが少なくありません。

海外には、こうした体型に特化したブランドがいくつか存在します。例えばオーストラリアの「Whippetwear」は、ウィペット・イタリアングレイハウンド・グレイハウンド専用に設計されたコート・ベッド・アクセサリーを展開しており、サイトハウンド特有の体のカーブにぴったり合う型紙(パターン)を使っていることを特徴としています。ラインナップには、雨風をしのぐ防水・防風仕様の散歩用アウターコートと、室内で丸まって過ごす時間のための柔らかいフリース素材のコートの、2系統が用意されています。イギリスにも「Speedray Design Wear」「The Trendy Whippet」といった、サイトハウンド専門のコート・首輪・リードを扱うブランドがあります。

簡単に整理すると、以下のようになります。

スクロールできます
ブランド名拠点国主な特徴
Whippetwearオーストラリアサイトハウンド専用の型紙、防水アウター・室内用フリースの2系統展開
Speedray Design Wearイギリスサイトハウンド専門のコート・ジャンパー・首輪・リード
The Trendy Whippetイギリスサイトハウンド専門のコート・ジャンパー・首輪

いずれも大量生産の既製服ブランドではなく、サイトハウンドという限られた犬種のためだけに設計された、専門性の高いブランドである点が共通しています。

こうした専門ブランドに共通しているのは、「サイトハウンドの体は特殊だから、一般的な犬用サイズ表がそのまま当てはまらない」という前提に立って型紙を設計している点です。一般的な既製服ブランドでは、胸囲だけでサイズを決めることが多いですが、サイトハウンド専門ブランドでは、胸の深さ・胴回りの細さ・首まわりの太さをそれぞれ別の寸法として考慮していることが多いとされています。

当ブログでも、ウィペットの体型に合わせたウェアとして「SIVI」ブランドのウィンタースーツやソフトシェルカバーオールを紹介してきましたが、海外にはこうした専門ブランドがすでに複数存在しているという点は、まだ日本で広く知られていない情報かもしれません。

ヌプツェ

体にぴったり合う服って、動きやすさにも直結するから、ブランド選びは本当に大事なんだよね。


プライベートドッグラン予約サービス「Sniffspot」という新しい選択肢

ローツェ

サイトハウンドは追いかける本能が強いから、ドッグランでの脱走・呼び戻し不安ってあるよね。海外にはこれを解決するサービスがあるんだって。

サイトハウンドは、動くものを見ると強い衝動で追いかける本能を持っているため、他の犬や小動物がいる公共のドッグランでは、リードを外すことに不安を感じる飼い主さんも少なくありません。

アメリカで生まれた「Sniffspot」は、個人が所有する庭や私有地の空き時間を、1時間単位で貸し出す予約サービスです。「犬版Airbnb」と呼ばれることもあり、2018年のサービス開始以降、多数の都市で多くのホスト(貸主)が登録し、日常的に予約が行われているサービスとして紹介されています(具体的な登録数・利用件数は変動するため、最新の数字は公式サイトでご確認ください)。料金は1時間あたり5〜20ドル程度とされ、フェンスに囲まれた庭だけでなく、開けた野原、犬用の水遊びプール、私有のハイキングトレイル、専用のアジリティスペースなど、様々なタイプの場所が用意されているのも特徴です。予約1件につき利用できるのは、その予約をした本人と連れてきた犬だけという「完全プライベート制」を採用しており、他の利用者と時間や場所が重なることはありません。

このようなサービスの魅力は、他の犬や見知らぬ人がいない完全プライベートな環境で、リードを外して自由に走らせられることです。サイトハウンドのように「追いかける本能」が強い犬種にとって、事故のリスクを減らしながら思い切り走れる環境は特に価値があります。一般的な公共のドッグランでは、他の犬との相性や、小型犬・小動物への反応をコントロールしきれないリスクがつきまといますが、プライベート空間であればこうした心配自体が発生しません。

日本国内にも、貸切型のドッグラン施設は存在しますが、個人の庭を時間単位でシェアするというSniffspotのような、地域に根ざした小規模スペースを多数マッチングする仕組みは、まだ広く普及していません。

ヌプツェ

知らない犬がいない場所で思い切り走れるのは、私たちにとってもストレスが少なくて嬉しいポイントだと思うな。


お揃いコーデ・カラーパレットのトレンド

ローツェ

最近、海外では犬グッズの色選びにもトレンドがあるんだって。ここも紹介するね。

海外のペット関連トレンドに関する分析(Glimpse社、Em & Me Studio社のレポートなど)では、犬用グッズの色選びにおいても、オフホワイト・オート(淡いベージュ)・ウォームトープといった控えめで温かみのある色合いや、ブラッシュ(淡いピンク)・セージ(くすみグリーン)・ラベンダーといったくすみパステルカラーが好まれる傾向として挙げられています。また、首輪・リード・(場合によっては)飼い主自身の服装まで色味を揃えて「コーディネート」する飼い方、首輪・リード・季節のチャームを組み合わせて小さな「カラーストーリー」を作るという表現も紹介されています。

日本製 犬 犬用 首輪 リード セット お揃い カラフル かわいい おしゃれ 犬具 胴輪 小型犬 中型犬 ペット ペットグッズ 犬用品 ナコルドッグ (INAZUMA, S)

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さらに、名前入りのタグや刻印入りのフードボウルなど、パーソナライズ(個別カスタマイズ)されたグッズも人気の傾向として挙げられています。実用性の面では、迷子になった際にすぐ連絡できるよう「読みやすい連絡先が入っていること」や、歩くたびにカチャカチャと音が鳴らない「静音設計」も、見た目のかわいさと同じくらい重視されるポイントとして紹介されています。

当ブログでも紹介しているオーダーメイド首輪は、生地や書体を自由に選べるという点で、このパーソナライズの流れに近い発想の商品と言えそうです。色味を選べるグッズを探すときは、犬本体の毛色との相性だけでなく、普段の散歩コースの背景(緑が多いか、街並みが多いか)との組み合わせまで意識してみると、より写真映えする組み合わせが見つかるかもしれません。

ヌプツェ

お揃いの色で選ぶって発想、今まで考えたことなかったから、今度リード選ぶときに意識してみようかな。


犬全体のトレンドの中にも、ウィペット飼い主にうれしいものがある

ローツェ

ここまでは私たちサイトハウンドならではの話だったけど、犬全体に広がっているトレンドの中にも、私たちに関係しそうなものがあったから紹介するね。

ここまで紹介した3つは、サイトハウンド・ウィペットの特性(体型、追いかける本能)に関連したトレンドでしたが、犬全体に広がっているトレンドの中にも、間接的に関連しそうなものがあります。この章の内容は犬種を問わない一般的なペット業界のトレンドである点を、あらかじめお断りしておきます。

1つ目は「ドッグウォーカー文化」の広がりです。海外では、飲食チェーンが犬連れの散歩客を取り込む動きが見られ、Starbucksが提供する犬用の「パップカップ(Pup Cup、ホイップクリームだけが入った犬用の特別カップ)」がその代表例として知られています。散歩の習慣そのものを、犬と人が一緒に楽しむ「ちょっとしたお出かけ」として演出する発想と言えます。散歩コースの途中に、犬と一緒に立ち寄れるお店があるという発想は、長時間歩くことの多いウィペットの散歩にも取り入れやすいポイントです。

2つ目は、犬のメンタルヘルス・知育への関心の高まりです。パズルフィーダーやおやつを探すノーズワークマット(スナッフルマット)など、鼻や頭を使わせる知育グッズが、犬の精神的な満足度を高めるものとして注目されています。海外のトレンド分析では、こうした知育グッズへの関心の高まりを「ペットの心の健康への関心が広がっている」現象として位置づけています。サイトハウンドは視覚優位な犬種とされ、走ることでエネルギーを発散させるイメージが強いですが、雨の日や運動量を抑えたい日など、体を動かせない場面で嗅覚を使う遊びを取り入れることは、気分転換の選択肢を増やすという意味で価値がありそうです。

私たちが実際に使っている知育玩具も紹介します。

コング ワブラー

Amazonベーシック 犬用きしむおもちゃ

YEPPUPPY 音が鳴る ぬいぐるみ


よくある質問

Whippetwearなどの海外ブランドは、日本から購入できますか?

海外の公式サイトから個人輸入という形で購入できる場合があります。
配送料・関税・サイズ規格の違いなどを事前に確認することをおすすめします。日本国内での正式な取扱いの有無については、この記事の執筆時点では網羅的に確認できていません。また、海外ブランドのサイズ表記(センチ表記かインチ表記か)は国によって異なるため、購入前に必ず自分の犬の実測サイズと照らし合わせることが重要です。

Sniffspotのようなサービスは日本にもありますか?

完全に同じ仕組みのサービスは、この記事の執筆時点では確認できていません。
ただし、貸切型のドッグラン施設自体は国内にも存在するため、「他の犬と会わせずに走らせたい」という目的自体は、既存の施設を探すことでも一定程度実現できます。

SNSでウィペットの動画を投稿するのに、特別な準備は必要ですか?

必須ではありません。
日常のワンシーン(変な寝相、ズーミーの瞬間など)をスマートフォンで撮影するだけの投稿が、海外でも定番の人気コンテンツになっています。

サイトハウンド専用ブランドと、一般的な犬用ウェアブランドは何が違うのですか?

最も大きな違いは型紙(パターン)の設計思想です。
一般的なブランドは胸囲を中心にサイズ展開することが多いのに対し、サイトハウンド専用ブランドは、胸の深さ・胴回りの細さ・首まわりの太さを別々の寸法として考慮して設計していることが多いとされています。そのため、同じ「Mサイズ」でもブランドによってフィット感が大きく異なることがあります。

これらのトレンドは今後も続きますか?

トレンドは変化するものなので、断言はできません。
この記事の内容は執筆時点での情報である点をご理解ください。


まとめ

海外のウィペット・サイトハウンド飼育シーンでは、SNSでのバズコンテンツ、体型専用ケアブランド、プライベートドッグラン予約サービス、お揃いコーデといった4つのトレンドが見られました。加えて、犬全体に広がる「ドッグウォーカー文化」や知育グッズへの関心の高まりも、間接的に関連するトレンドとして紹介しました。これらはすべて、海外の公式情報・トレンドレポートで確認できた内容ですが、「トレンド」という性質上、今後変化していく可能性がある点にも留意してください。

日本のウィペット飼い主さんにとっても、SNS投稿のちょっとしたヒントや、体型に合ったケア用品を選ぶときの視点、リードの外せる環境作りの発想、色味を意識したグッズ選びなど、参考にできる部分があるのではないでしょうか。海外の情報を「そのまま真似する」のではなく、「なぜそれが人気なのか」という理由の部分まで理解したうえで、自分たちの生活に合う形で取り入れてみることをおすすめします。


出典・参考情報

この記事は、以下の情報に基づいて執筆しています。

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