

ルアーコーシングってどんな競技?

コース内でおしっこ・うんちをしたらどうなる?

走らない、固まる、途中で止まる…どう向き合えばいい?

他の参加者に迷惑をかけないために、最低限何を知っておくべき?

待ち時間ってどれくらい?どう過ごすのが正解?

犬の興奮をどうコントロールすればいい?
こんな疑問・悩みを解決します。
1.ルアーコーシングは「トラブルも含めて楽しむスポーツ」であることを知ろう
2.レースで“即失格”になりやすい重要ルール
3.スタートを制するための考え方と、押さえておきたい注意ポイント
4.走行中に起きやすい“あるある”と、ライン取り・集中力のリアル
5.ゴール後・捕獲ゾーンの動きが走りに与える影響
6.待ち時間・興奮コントロール・会場での過ごし方も競技の一部
この記事では、初めてのルアーコーシングでも安心して楽しめるように、あるあるトラブルから、安全に走るための実戦ポイント、即失格ルールまでを超分かりやすくまとめて紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

ルアーコーシングは「トラブル前提」で楽しむスポーツ
ルアーコーシングに興味を持った方の多くが、最初に不安に感じるのはこんな点ではないでしょうか。
- うちの子、ちゃんと走れるかな?
- 失敗したら周りに迷惑をかけないかな?
- ルール違反や失格とか、怖くてよく分からない…
先に結論を言うと、ルアーコーシングは「きれいに走れたらラッキー」「トラブルはあって当たり前」くらいのスポーツです。
何度か参加されている方も、最初の頃は
- コース内で排泄してしまった
- スタートで固まって一歩も動かなかった
- ネットを跨いでしまい注意された
- 愛犬の名前を叫びすぎて、犬がキョロキョロしてタイムを落とした
…といった経験を、かなりの確率で通過しています。
つまり、初めて参加する方だけが特別に失敗しているわけではありません。
ただしその中には、「笑い話で終わるトラブル」と、「レースでは即失格になる行為」が混ざっています。
この記事では、次の2つの軸で整理していきます。
- ✅ よくある“あるあるトラブル”:起きても大丈夫、対策すればOKなもの
- 🚫 レースで“即失格”扱いになりやすい行為:事前に必ず知っておきたいもの
そのうえで、スタート・コース・ゴール・待ち時間・メンタル管理まで、ちょこっとマニアックな視点で踏み込んで解説していきます。
ローツェ私も1度だけコース内でおしっこをしちゃったよ…
レースで「即失格」になりやすい重要ルール
まず最初に、レース参加を考えるなら絶対に知っておきたい“即失格級”の行為から整理します。
これを押さえておくだけでも、不安は一気に減ります。
コース内での排泄(おしっこ・うんち)は基本的に即失格
練習会では「よくあること」でも、レースでは重い反則
練習会や体験会では、
- 「犬ですし、仕方ないですよ〜」
- 「次の方、ちょっとお待ちくださいね〜」
と笑顔で流されることが多い、コース内でのおしっこ・うんち問題。
しかしレース(各団体の公式の大会・タイム計測レース)では、小でも大でも原則 “即失格” と考えておいた方が安全です。
理由はとてもシンプルで、かつ重大です。
- 次に走る犬の集中や走りに悪影響が出る
- 一度レースを止めて清掃する必要があり、進行に大きく支障が出る
- 不衛生で、感染症リスクが上がる
こうした理由から、「小ならセーフ」「走り切ればタイム有効」などの例外的な運用は基本的にありません。
「うちの子だけ…」ではなく、誰でも起こりうる
ここで大切なのは、コース内排泄=レース上は重い反則でも、「飼い主さんや犬を責めるべきことではない」ということです。
- 初めての環境で緊張
- 待ち時間が長く、我慢の限界
- 興奮して身体のコントロールが難しくなる
どれも犬としては自然な反応です。
だからこそ、飼い主側が事前にできる管理がとても大切になります。
事前にできる対策
- 会場に着いたら、まずしっかりトイレ散歩
- 出走の順番が近づく前に、もう一度トイレ散歩へ
- 待ち時間が長そうなら、途中でもう一度外に連れ出す
- マーキング癖が強い子は、出走前までこまめに排泄させておく
「完璧に防ぐ」のは難しくても、失格リスクをかなり減らすことはできます。
ネットを跨いでコースに出入りする行為は即失格レベル
ネットは「境界線」ではなく「安全装置」
コースを囲んでいるネット。
初めて参加する方の中には、近道のつもりで ネットをヒョイッと跨いでコース内に入ってしまう方もいます。
しかし、レースではこれは“即失格”レベルの危険行為とされることがほとんどです。
ネットはただの境界線ではなく、
- 犬と人を安全に分けるための壁
- 犬がコース外に飛び出さないためのバリア
- コースの形を保つための設備
といった重要な役割を持っています。
ネットを跨ぐと何が起こるか
- ネットや支柱がズレて、コースの安全性が下がる
- 犬が「ネット=絶対に越えないもの」と認識しづらくなる
- 最悪の場合、犬がネットに突っ込んで怪我をするリスクが上がる
大会全体の安全管理の観点からも、非常に重く見られる行為です。
正しい出入りは「必ずゲートから」
- コース内に入るときも
- コース外に出るときも
必ず、決められた出入口(ゲート)から出入りするようにしましょう。
「周りの人(運営スタッフ含む)が跨いでいるから大丈夫そう」と真似をするのは危険です。
会場ごと・団体ごとに“どう運用しているか”ではなく、“ルールとしてどうか”で考えると間違いがありません。
スタート時の「押し出し(プッシング)」は要注意
押した瞬間に“外部補助”になる
スタートで、愛犬の背中やお尻を軽く押してしまう行為。
これは気持ちとしては、
- 「ちゃんと出遅れずに走ってほしい」
- 「一歩目の勢いをつけてあげたい」
という優しさからですが、競技のルール上は、押し出し=外部補助(プッシング)とみなされることがあります。
団体によっては、これが明確に 「プッシングファール=失格」 と規定されていることもあります。
なぜ押さない方がいいのか(タイムの視点からも)
- 犬が「押されないと出ない」癖がついてしまう
- 押されたことでバランスを崩し、一歩目のフォームが乱れる
- 犬自身のタイミングとズレることで、かえって出足が遅くなる
速く走ってほしいと思ってやった行為が、実はタイムダウンの原因になっているケースは少なくありません。
理想のスタートは「犬のタイミングに任せる」
- ホールド中:犬は「前に行きたい」と思った状態で待機
- ルアーが動く:犬が自分の意思で「行く!」と決める
- 飼い主は:その瞬間に“解放するだけ”
この流れが、犬にとっても一番自然で、フォームもきれいになりやすいスタートです。
掛け声・呼び込みが失格になる団体もある
練習会ではOKでも、レースではNGのことがある
練習会では、
- 「がんばれー!」
- 「◯◯、おいでー!」
- 「行け行けー!」
と声をかけながら応援しても許されることが多いのに対し、レースでは“呼び込み・掛け声=外部補助”として失格とする団体もあります。
なぜ掛け声が問題になるのか
- 声のボリュームやタイミングで、犬の走りを誘導できてしまう
- 静かに見守っているチームとの公平性が損なわれる
- ゴール付近での急な呼び込みにより、犬が方向を変えて危険が増す
このような理由から、「声を出した時点で失格」とする団体も存在します。
応援したいときの基本姿勢
- レース:静かに見守るのが基本
- ゴール後:完走した瞬間に、思い切り褒めてOK
「走っている間はルアーに集中してもらう」「走り終わったら全力で褒める」
この切り替えを意識すると、犬にとっても分かりやすく、走りの質も安定しやすくなります。
ローツェ私はゴール後にいっぱい褒めてもらえるのが嬉しいよ!
スタート周りの「あるある」と改善ポイント
ここからは、タイムや走りの質に直結する、ちょびっとマニアックな領域を掘り下げます。
特にスタートは、少し調整するだけで走りがガラッと変わるポイントです。
スタートで固まる・動かない愛犬への向き合い方
「怖い」か「分からない」だけのことが多い
初めて参加する方の愛犬がスタートで固まってしまうのは、本当によくあることです。
- 初めて見るルアー
- 人がたくさんいる
- 音が大きい
- 飼い主も緊張している
犬からすると、「これは本当に走っていい状況なのか?」が分からなくなっているだけの場合も多いです。
やりがちなNG対応
- リードや首輪を強く引っ張ってスタート位置に出そうとする
- お尻を押して無理やりスタートさせる
- その場で怒ってしまう
これらは犬にとって「スタート地点=嫌な場所」と学習してしまうきっかけになりやすく、長期的に見てもマイナスです。
おすすめの向き合い方
- まずは「スタート地点まで来られただけで花マル」と捉える
- その日は無理に走らせず、周りの様子を見るだけにする日があってもOK
- 練習会で短距離・助走付きスタートから始めてみる
何度か参加されている方も、最初は同じ壁を越えてきています。
「今日1本も走れなかった…」は、ルアーコーシングではよくあることです。
ホールドの仕方ひとつでスタートが変わる
首を上に引きすぎない
スタート時に犬をホールドするとき、首を上方向に強く引き上げるように持ってしまうケースがあります。
これは、
- 気道を圧迫しやすい
- 前脚がスムーズに出にくい
- 解放時にバランスを崩しやすい
といったデメリットがあり、犬の一歩目のキレを落としてしまうことがあります。
理想は「前に行きたい気持ちを、軽く止めているだけ」
- 犬は前へ前へ行きたい気持ちを持ったまま
- 飼い主は、その力を手を添えて軽く受け止めるだけ
- 解放するときは、その力をスッと手放すイメージ
ポイントは、「ホールドしている姿勢」と「解放後の最初の一歩」が自然につながるようにすることです。
スタート合図とのタイミング
「合図を聞いてから」では遅いことも
スタート合図やルアーの動き出しに対して、
- 合図を聞いてからホールドを緩め始める
- ルアーが動いてからホールドを外す動作に入る
というタイミングだと、犬の「行きたい!」という瞬間と微妙にズレることがあります。
- 早く離しすぎるとフライング気味になり、犬が迷う
- 遅すぎると、一瞬「え?まだ?」という間が生まれる
目指したいのは「ルアーと同時に解放動作に入っている」感覚
実際にはコンマ何秒の世界ですが、
- ルアーが動き始める“気配”を捉える
- その瞬間には、すでに解放動作に入っている
この感覚を掴んでいくと、犬のストレスを減らしつつ、スタートのキレが自然と上がっていきます。
ローツェスタートって難しいから、いっぱい試行錯誤をして、愛犬とのベストを探っていってね!
コース内走行中の「あるある」とライン取りの話
ルアーを見失う・途中で止まる
「追う対象は何か?」を観察する
犬によって、
- ルアーそのものを目で追うタイプ
- ゴールにいる飼い主を頼りに走るタイプ
- 周りの雰囲気と流れで走っているタイプ
など、追跡の“センサー”が少しずつ違います。
強風や周りの音など、いつもと違う条件になると、急に集中が落ちることもあります。
「うちの子は何をきっかけにスイッチが入っているのか」を、普段から観察しておくと、コース上での“あるある”にも納得しやすくなります。
真っ直ぐなコースでも「斜め走り」はタイムロス
意外と多い「ナナメに走る」問題
直線コースでも、犬が必ずしも真っ直ぐ走るとは限りません。
- スタート直後にどちらか左右の外側へ膨らむ
- ゴール前で飼い主の方へ大きく斜めに寄っていく
- コース脇の犬や人に気を取られて少し曲がる
これらは距離的なロス=タイムロスに直結します。
飼い主の立ち位置も大きな要因に
- ゴールでコース中央に立っていると、犬はそこを目指して斜めに入ってくる
- コース脇で大きく手を振る人がいると、そちらに注意がそれやすい
ゴールでのあなたの立ち位置をコースからわずかにずらすだけでも、犬のライン取りが変わることがあります。
ローツェルアーに対して、左右どちらに寄る傾向があるか確認してあげてね!
ゴールと捕獲ゾーンでのポイント
ゴール直前でスピードが落ちる理由
「掴まれる予感」がスピードを落とすことも
ゴール直後に毎回すぐ愛犬のからだをガシッと掴んでいると、犬は「ゴール付近=掴まれる場所」と学習することがあります。
その結果、
- ゴールラインの数メートル手前でほんの少しスピードを落とす
- 捕まる準備をしながらゴールするようになる
という変化が出ることもあります。
走り切らせてから、落ち着いて捕獲する
タイムや走りを大切にしたい場合は、
- ルアーに食らいつくまでは、犬の走りを邪魔しない
- 少しだけルアーを捕獲した余韻を楽しませてあげる
- 捕獲する時は「終わったね、えらかったね」という雰囲気でMAXテンションで褒めちぎる
「走ること」と「捕まること」を分けてあげるイメージを持つと、ラストの伸びが変わる場合があります。
ローツェ褒めることで、次の走りへ繋がるよ!
待ち時間・メンタル管理はレースの一部
走行時間<<待ち時間 が当たり前
- 走る時間:数秒〜十数秒
- 待ち時間:数時間は当たり前
ルアーコーシングは、待ち時間がとても長いスポーツです。
初めて参加する方は、このギャップに驚くことが多いです。
待ち時間に起こりがちなこと
- 飼い主も犬も疲れてしまう
- 犬が興奮しっぱなしで、出走時にはすでに燃え尽きている
- 暇すぎて、「次、まだかな…?」と不安になる
ここをうまくコントロールできるかどうかは、走りの質だけでなく、イベント全体の満足度にも関わってきます。
待ち時間の上手な使い方(犬編)
- クレートやテントで視覚刺激を減らし、落ち着いて過ごさせる
- 日陰や風通しのいい場所で温度管理
- 合間に軽くトイレ散歩
- ずっとルアーやコースを見せ続けない(興奮しっぱなしを避ける)
待ち時間の上手な使い方(飼い主編)
- テント・タープ・椅子・飲み物など、自分の快適さも確保する
- 他の犬の走りを観察して、流れやルールを頭に入れておく
- トラブルが起きたときの運営の対処を見ておく → いざ自分の番で慌てなくて済む
「待ち時間も含めてイベントを楽しむ」という感覚を持てると、ルアーコーシングとの付き合い方が一段と楽になります。
ローツェルアーコーシングは、朝から夕方までの長丁場だから、上手く時間を使ってね!
初めて参加する方が特に誤解しやすいポイントまとめ
「うちの子だけ失敗している」と思い込みやすい
実際には、
- コース内排泄
- スタートで動かない
- 途中で止まる
- 名前を呼びすぎてタイムロス
これらは、何度か参加されている方もほぼ全員が経験してきた道です。
「うちの子だけ…」ではないことを知っておくだけでも、心がかなり楽になります。
「練習会でOKだったから、レースでも同じ」と思ってしまう
- 練習会:学び・体験の場 → ルール運用が柔らかいことも多い
- レース:結果を出す場 → 安全性と公平性のため、ルールは厳しめ
特に、
- コース内排泄
- ネット跨ぎ
- 押し出しスタート
- 掛け声・呼び込み
このあたりは「練習会では注意で済んだけれど、レースでは即失格」というラインになりやすい項目です。
エントリー前に、必ず主催団体のルールを確認しておきましょう。
「完璧に走らせなければ」と思いすぎてしまう
ルアーコーシングは、「初めから完璧にこなす」ことを求めるスポーツではありません。
- 今日はスタート地点に立てただけでも前進
- 次は、スタートから数歩でも走れたら大成功
- やがてコースを最後まで走り切れる日が来る
このように、少しずつ階段を上がっていくスポーツです。
ローツェネガティブに考えずに、超ポジティブに考えてルアーコーシングを楽しもうね!
これからルアーコーシングを楽しんでいくためのチェックリスト
最後に、この記事の内容を実践用チェックリストとしてまとめます。
レースや練習会に行く前に、さらっと見返してもらえたら嬉しいです。
会場に行く前に
- 主催団体のルール(失格事項・マナー)を一通り読んだ
- 当日の持ち物(クレート・水・タオル・トイレ用品など)を準備した
- 愛犬の体調・足裏・爪などを事前にチェックした
会場に着いたら
- まずはトイレ散歩でしっかり排泄させた
- コースや全体の流れを一度眺めて把握した
- 待機場所を決めて、落ち着ける環境を作った
走行前に意識したいこと
- 再度トイレ散歩に行っておいた
- スタートでは「押さない」ことを意識する
- ネットは絶対に跨がず、ゲートから出入りする
- レースでは掛け声NGの可能性を念頭に置き、静かに見守る準備をした
走行後に
- 無理させず、水分・クールダウン・ケアを行った
- 完走できたかどうかに関わらず、まず愛犬をよく褒めた
- 走り方やトラブルを「次へのヒント」としてメモしておいた
ローツェ参加して初めて気づくことも多いから、気楽な気持ちで練習会に参加してみてね!
練習会やレース日程をまとめた記事もあるからよかったら見てね!
おわりに:失敗も含めて「一緒に走る時間」を楽しむ

本記事では、ルアーコーシングをこれから楽しみたい方や、すでに参加したことがある方に向けて、現場で本当に起こりやすい“あるあるトラブル”から、レースで即失格になりやすい重要ルールまでを、実際の練習会目線・レース目線の両方から徹底解説しました。
さらに、スタートで固まる、途中で止まる、ゴール前で減速するなど走行時のリアル、ホールド方法やライン取りの考え方、ゴール後の愛犬の扱い方、そして意外と重要な「待ち時間の過ごし方」や犬の興奮コントロールまで、競技を安心して楽しむための知識を濃縮してまとめています。
知っているかどうかで不安は大きく変わり、愛犬の安全性も楽しさも大きく向上します。
この記事が、あなたと愛犬が安心してルアーコーシングに挑戦し、より深く理解しながら楽しめるきっかけになれば幸いです。
あなたの愛犬が楽しくルアーを追い、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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