

もっと速くなれるはずなのに、タイムが伸びない…

走りに“キレ”が出ない…

2走目がガクッと落ちてしまう…

神経疲労とか睡眠が関係するって本当?

そもそも犬の睡眠ってそんなに大事なの?

寝る前のルーティンは何が正解?
こんな疑問・悩みを解決します。
1.睡眠はウィペットの“見えないトレーニング”である理由
2.ウィペットのスピードと睡眠の質が直結する科学的メカニズム
3.睡眠不足が引き起こす走りの乱れ・怪我・集中力低下
4.ウィペットの睡眠改善に必要な環境づくりと生活ルーティン
5.レース前日〜当日の“勝てる睡眠マネジメント”
6.子犬・成犬・シニアで異なる睡眠の役割と注意点
この記事では、ウィペットのスピード・反応速度・怪我予防を最大化するために、睡眠が“見えない最強のトレーニング”である理由と、その整え方をわかりやすく紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

はじめに|睡眠はウィペットの“見えないトレーニング”である
ウィペットは世界でもトップクラスの短距離能力を誇るスプリンターです。
しかし、その圧倒的なスピードの裏側には、実は多くの飼い主が見落としがちな“ある要素”が深く関わっています。
それが 睡眠の質 です。
人間のアスリートでも「良い睡眠は最強のパフォーマンス補助剤」と言われますが、これはウィペットにも当てはまります。
むしろ 神経系の鋭さと瞬発力が命の犬種 だからこそ、睡眠の影響はさらに大きくなります。
睡眠はただの“休む時間”ではなく、
- 神経系のリセット
- 筋肉・腱・靭帯の修復
- ホルモンバランスの調整
- フォームの記憶定着(運動学習)
といった 走りの質に直結する要素を再構築する時間 なのです。
本記事では、「なぜ睡眠の質がスピードを変えるのか?」「どのような睡眠環境・習慣がウィペットに理想なのか?」を、科学的根拠と実際のレース現場の経験を踏まえて徹底解説します。
ローツェ人も犬も睡眠は大事だね!
ウィペットはなぜ睡眠が重要なのか?|犬の睡眠メカニズムと独自の特徴
犬の睡眠サイクルは“細切れ&反復型”で成り立っている
犬は人間と違い、一晩にまとまって長く眠るというより、浅い睡眠と深い睡眠を短いサイクルで何度もくり返す という特徴があります。
犬の睡眠は大きく分けると
- レム睡眠(脳が活動 → 運動記憶の整理)
- ノンレム睡眠(深い眠り → 神経・筋肉回復)
の2種類。
特にノンレム睡眠は「深く長い」ほど、神経疲労の改善、筋肉修復、ホルモン分泌が活性化しやすくなります。
つまり“いかに深い睡眠を何度も取れるか”が翌日の走りのキレを左右するということです。
ローツェ犬は元々眠りが浅いから、工夫して深く眠れるようにしてあげてね!
ウィペットは“瞬発系”だからこそ神経の回復が命
ウィペットの速さは筋肉量だけではありません。
本質は 神経系の鋭さ × 神経伝達速度 × 無駄のないフォーム制御。
これを支えるのが睡眠中の回復メカニズムです。
神経疲労が残ると何が起きるか?
- スタートの反応が遅れる
- フォームが乱れやすくなる
- トップスピードに乗るまでに時間がかかる
- カーブや路面の変化に対する補正が遅れる
神経が“まだ疲れている”状態は、人間で言えば、寝不足の日の「視界が重い」「反応が鈍い」感覚に近いもの。
ウィペットの0.1秒は大きいです。
睡眠不足は、想像以上に走りに影響します。
ローツェ当日移動の遠征は、どれだけ寝れるか勝負だね!?
睡眠がスピードを変える科学的理由
ここからは、睡眠がどのようにウィペットのパフォーマンスを左右するのか、科学的根拠に基づいて深掘りします。
① 神経回路の“整備”が行われる(ノンレム睡眠の最大の役割)
深い睡眠の時間帯、脳では
- その日に使った神経回路の修復
- 不必要なシナプス(神経の接続)の整理
- 重要な回路の強化
が行われています。
これにより、
- スタート動作の精度
- フォームの安定
- 反応速度
が安定します。
特にスタートの“爆発力”は睡眠の質に依存
睡眠の質が良いウィペットは、脳→神経→筋肉の信号伝達が滑らかになり、スタートの瞬発力が高まりやすいです。
② レム睡眠で“運動学習”が強化される(走りの再生と記憶定着)
レム睡眠時、脳はとても活発で「その日に経験したことの再生」を行うと言われています。
これはいわゆる “脳内リプレイ”。
- 良いフォームを体が覚えていく
- 新しい練習の動作が定着
- スタート姿勢のクセが整う
→ つまり、練習の質が睡眠で完成されるということ。
スプリント種は特にこの影響が大きく、睡眠の良い子は「安定して再現性のある走り」をしやすくなります。
③ 成長ホルモンによる筋肉修復・強化(深い眠りでしか出ない)
ノンレム睡眠の深い時間帯に分泌される、成長ホルモンは筋肉の修復に欠かせません。
- 坂ダッシュ
- 歩道橋ダッシュ
- ルアーコーシングの全力走
- スプリント練習
これらはすべて筋肉に微細な損傷を与えます。
深い睡眠が充分にないと筋肉が回復しきらない → 力が入りにくい → 怪我リスク増大
結局、良い睡眠が“翌日の筋肉の質”を決める のです。
④ 筋肉だけでなく“腱・靭帯”の修復も睡眠で行われる
特にサイトハウンドは
- ハムストリングス
- 腰
- 足根関節(飛節)
に負荷がかかるタイプの走りをします。
腱や靭帯は血流が少ないため回復が遅め。
しかし睡眠中は副交感神経が優位になり、
- 血流改善
- 自然治癒力の増加
が起こります。
結果として 怪我のリスクが下がる のです。
⑤ 睡眠不足は“ストレスホルモン”を増やし、集中力を奪う
睡眠が不足すると体内の**コルチゾール(ストレスホルモン)**が増加します。
コルチゾールが増えると
- 集中が続かない
- 興奮しやすくなる
- 執着(ルアーへの意欲)が弱まる
- メンタルの揺れが大きくなる
これは走りの質に影響するだけでなく、そもそもの「競技への楽しさ」まで損ないかねません。
ローツェ睡眠不足や、質の悪い睡眠は結果に結びつかないね…
睡眠不足がウィペットに与える悪影響(スプリント性能・健康面)
① スタートの遅れ・反応速度低下
0.1秒の遅れはウィペットにとって致命的。
神経疲労が残ると、ここが明確に鈍くなります。
② フォームが乱れる/ストライドが狭くなる
眠れていない=神経筋協調が低下しやすく、普段のようなフォームの再現性が落ちます。
③ 怪我のリスクが増える(肉離れ・捻挫・腰痛)
筋肉の弾力性が低くなることで、急な加速に耐えられなくなることも。
④ 回復が追いつかず“疲労が慢性化”する
走るたびに少しずつ疲労を溜める → 仕上がらないという悪循環に。
⑤ メンタルの揺らぎ・執着の低下
睡眠不足は
- イライラ
- 興奮しすぎ
- 注意散漫
などを引き起こし、競技の集中に悪影響。
ローツェ神経が図太くて、いつでもどこでも寝れる子が最強だね!?
睡眠の質を上げるための環境づくり(今日からできる実践編)
① 寝る場所は“毎日同じ”にする(ルーティン化が命)
ウィペットは刺激に敏感な犬種。
寝床が安定しているだけで睡眠の深さが向上します。
おすすめは落ち着けるクレート
レース当日もクレート待機が基本なので、“どこでも同じ環境で寝られる”ことは大きな武器になります。
② 就寝前の興奮を避ける(3時間は激しい遊びNG)
- 高速追いかけっこ
- ラフな引っ張り遊び
は交感神経が上がります。
寝つきが悪くなり
→ 深い睡眠の割合が減り
→ 翌日の動きに影響します。
③ 夕食は寝る2〜3時間前に済ませる
消化活動が活発な時間帯は、睡眠の質が低下しやすいです。
④ 部屋の温度・湿度を整える
ウィペットは体脂肪が薄いため、温度管理が非常に重要。
- 冬:20〜22℃
- 夏:24〜26℃
- 湿度:50〜60%
冷え過ぎも暑過ぎも睡眠の質を大きく下げます。
⑤ 寝床は“柔らかすぎない・硬すぎない”が理想
沈み込みすぎるベッドは腰に負担をかけ、逆に硬すぎると関節の圧迫が起きることがあります。
⑥ 日中に“静かに寝れる時間”を確保する
家がにぎやかすぎたり、常に刺激があると、細切れ睡眠になりやすい=深い睡眠が減る ので要注意。
ローツェ私は日中は家でケージの中でお留守番して、ずっと寝てるよ!
レース前日〜当日の睡眠マネジメント(実践テンプレ)
前々日(−2日)|適度な負荷で“良質な睡眠”を誘導
- 普段通りの運動
- 少し負荷をかけてもOK(ただし全力ダッシュは控える)
- 夜は早めに落ち着いた環境を作る
目的:前日に深く眠らせるための布石
前日(−1日)|深い睡眠を最優先に
避けるべきこと
- ドッグランでの爆走
- 長距離ラン
- 興奮イベント・来客
するべきこと
- 軽い散歩(2〜3km)
- 短いダッシュ(神経系の刺激)
- 落ち着いた夜を作る
- クレートで安定睡眠
当日(0日)|待ち時間の過ごし方が勝敗を分ける
- 車内クレートで“半分寝ている”状態が理想
- 会場を歩かせすぎない
- 他犬の走りを見せて興奮させ続けない
- 出走までは極力、刺激を入れない
この“省エネ待機”が、2走目の伸びを作る最大ポイント です。
ローツェ私は出走15分前ぐらいまで車のクレートでずっと仮眠して待ってるよ!
まとめ|睡眠の質がレースの質を決める

ウィペットのスピードや反応速度、ルアーコーシングでの安定したパフォーマンスを左右しているのは、トレーニング量だけではなく、実は日々の「睡眠の質」そのものです。
深い睡眠は、神経回路のリセット、筋肉・腱・靭帯の修復、成長ホルモンの分泌、そして走りのフォームを記憶する運動学習など、ウィペットの能力を最大化するために欠かせない役割を持っています。
反対に、睡眠不足はスタートの遅れ、フォームの乱れ、疲労の蓄積、怪我のリスク増加など、多くのパフォーマンス低下につながります。
だからこそ、クレート環境や室温管理、寝る前の過ごし方、興奮のコントロールなど、ウィペットに合った「睡眠環境づくり」は非常に重要です。
さらにレース前日の過ごし方や当日の待機方法など、睡眠を中心としたコンディション調整を行うことで、あなたの愛犬は本来持つスピードと集中力をしっかり発揮できるようになります。
毎日の睡眠は、最も身近で、最も効果的な“見えないトレーニング”。
愛犬であるウィペットの健康と走りの質を守るために、今日からぜひ睡眠の質を見直してみてください。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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