

初めてルアーコーシング大会に参加するけど、何を準備すればいいの?

ウォームアップの正しいやり方を知りたいんだけど…

どのタイミングでウォームアップすればいいの?

レース後のクールダウンは必要?

当日の過ごし方で走りが変わるって本当?
こんな疑問・悩みを解決します。
1.ルアーコーシングとは?当日の過ごし方が重要な理由
2.大会当日の流れ(朝〜レース直前まで)
3.レース前のウォームアップ
4.レース直前の最終準備
5.レース後のケア
6.ルアーコーシングで気をつけたいポイント
この記事では、ルアーコーシングで安全かつ最高の走りを発揮するための、当日の準備・過ごし方・ケアをわかりやすくまとめて紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

ルアーコーシングとは?ウィペット・イタグレと相性がいい理由
ルアーコーシングとは
ルアー(疑似獲物)をコース上で高速で引き、その疑似獲物を追いかける速さと動きを競うスポーツ。
50〜150mの直線やカーブがあるコースなど、地域や団体によって形式はさまざま。
ウィペット・イタグレと相性の良いスポーツ
- サイトハウンド特有の「視覚追跡本能」が発揮できる
- 軽量で脚が長く、瞬発力が高い
- 短距離スプリントに向いた筋肉構造
特にウィペットは本場イギリスで“競技用の犬”として育種されてきた歴史があり、スピードを安全に発揮するための身体構造を備えた犬種です。
ローツェ私たちウィペットは、走る姿がすごくかっこいいよ!
大会当日の流れを徹底解説|朝の準備〜レース直前まで

ここからは、当日の行動を時系列で解説しますね。
ウィペット・イタグレ特有の注意点を交えながら紹介します。
① 朝|コンディションのチェックから始める
ルアーコーシング当日の朝は、まず愛犬の身体状態を確認することが重要。
✔ 確認するポイント
- 歩き方に違和感はないか
- 前日の疲労で、後肢や腰まわりが張っていないか
- 食欲・排泄は通常どおりか
- 爪・肉球に傷はないか
ウィペット・イタグレは骨が細く、関節も繊細なため、小さな違和感でも無理をさせない判断が必要です。
② 朝食|消化の負担を最小限に
ルアーコーシング出走3〜4時間前までには軽めの食事を済ます。
✔ 理想の食事
- 胃に長く残らない
- 脂が多いと吐き戻しやすいので低脂肪
- 吸収が速いタンパク質
- ほどよい糖質
- 食べても動きが重くならない
理想は馬肉などの生肉です。
また消化の早いウェットフードやK9等の水でふやかすタイプの食事でもOKです。
食事量は、普段の1/3程度にしましょう。
ローツェ胃の中に、食べ物が入ってる状態で走ると、最悪胃捻転になる可能性があるから注意してね!
胃捻転について詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
朝食に馬肉が向いている理由
馬肉はルアーコーシングに向いた肉で、
- 高タンパク
- 低脂肪
- 消化が軽い
- 必須アミノ酸が豊富
と、朝食として非常に理想的です。
愛犬の体重【0.5%~1.0%】程の量が適量。
ローツェエネルギー補給について詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
③ 会場到着|ストレスを最小限に抑える
会場に着いたらまず排泄を済ませ、環境に慣らしていきます。
✔ 犬が興奮しやすいタイミング
- 他犬の走行音
- スタートの掛け声
- ルアーの動く音
- 視界に入るコース
特にウィペットは“やる気スイッチ”が早く入るため、興奮させすぎないコントロールが大切です。
ローツェ私は走れるとわかった瞬間から興奮しちゃうよ!
レース前のウォームアップ|最も重要な準備
ウォームアップは 走りの質と怪我予防の要。
ウィペット・イタグレは筋肉が細く傷つきやすいため、準備運動の質でパフォーマンスが変わります。
① ウォーキング(5分)
体温を上げながら、身体の動きをチェック。
- 軽快に歩いているか
- ぎこちない動きがないか
- 興奮しすぎていないか
- 肉球に土や小石がついていないか
※芝や土が湿っている日は肉球をよくチェック。
② 可動域アップ(モビリティ)
ストレッチと軽いマッサージを組み合わせます。
- 肩・首・胸のマッサージ
- 後肢の可動域チェック
- 腰まわりの筋肉の張り
- 肉球の乾燥・潤い
イタグレは皮下脂肪が少ないため、筋肉が張りやすく怪我につながりやすいので丁寧に。
③ 軽いダッシュ(10m × 2〜3本)
これは「スプリントのスイッチを入れる」ための刺激。
目的:
- 神経系の覚醒
- 筋肉の反応速度アップ
- 走りのキレを作る
※走りすぎると疲れてしまうため、本数は少なく。
④ 待機中の興奮コントロール
呼ばれるまでの待ち時間は、犬の興奮レベルを適度に保つ重要な時間。
- クレート内で落ち着かせる
- 視界を遮るブランケットも有効
- 必要以上に他犬を見せない
- 水分をこまめに与える
ウィペットは興奮のオンオフが極端なため、“オンになりっぱなし”を避けるのがポイント。
ローツェ私は自分の1走目が終わるまではずっとONの状態だよ…
レース直前|集中力と身体のピークを作る
✔ レース直前のやること
- バンテージを巻く
- 軽いジャンプ(関節の最終ウォームアップ)
スタート地点に近づくと犬の興奮が一気に上がりますが、ここではまだ「100%」にしないのが重要。
理想は…
スタートの瞬間に100%に到達すること。
ローツェこれは私にはできません…
活魚みたいに、バタバタしちゃうんだよね…
レース後のケア|ウィペット・イタグレは“回復”が命
大会当日は、午前に1走、午後に1走、計2走なので、レース直後のケアが極めて重要。
① クールダウン(5〜10分)
心拍数をゆっくり下げるためにウォーキング。
目的:
- 筋肉の疲労物質を流す
- 呼吸を整える
- 熱中症を防ぐ
- 次のレースへの回復を早める
急に休ませると筋肉が硬くなり、怪我の原因になります。
② 水分補給
- 常温の水を少しずつ
- 舌の色がピンクに戻るか確認
- 暑い日は濡れタオルでクールダウン
※冷たい水の一気飲みは嘔吐の原因に。
ローツェ私のおすすめは、アミノペッツだよ!
回復のスイッチを入れてくれるんだよ!
アミノペッツについて詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
③ 筋肉の簡易マッサージ
ウィペット・イタグレは筋肉痛になりやすい犬種です。
特に以下の部位は必ずチェック:
- 大腿二頭筋(ハムストリング)
- ふくらはぎに相当する腓腹筋
- 腰まわり
- 股関節周り
軽いマッサージと指圧で血流を促進させます。
ローツェマッサージする時には、マッスルマジックを塗り込みながらするといいんだよ!
マッスルマジックについて詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
④ 肉球の保護・怪我チェック
- 走行後は肉球が熱を持ちやすい
- 乾燥している日はクリームで保湿
- めくれ防止のケアも重要
芝が剥げて、砂利が浮いているコースでは“小さな傷”が発生することが多いので要観察。
ローツェ肉球は毎日のケアでぷにぷににしてあげてね!
肉球ケアについて詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
ウィペット・イタグレならではの注意点
① 興奮のコントロールが最重要
一度スイッチが入ると興奮が下がりにくく、体力を無駄に消耗してしまうことがあります。
■ コントロールのポイント
- 待機時間はクレート
- 視界を適度に遮る
- 必要以上に他犬の走りを見せない
ローツェあまりにも興奮が激しかったら、車に隔離することも検討してね!
② 脚・関節の怪我に要注意
特に多い怪我:
- つま先・指の捻挫
- 肉球の裂傷
- 太ももの筋損傷
- 腰部の張り
日頃からストレッチ・マッサージ習慣があると怪我率が大きく下がります。
また毎日のケアで、サプリメントも使うと関節を保護することもできます。
ローツェ私は毎日、緑イ貝のサプリメントをスープにしてもらってるよ!
緑イ貝について詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
まとめ|当日の過ごし方次第で走りは変わる

ルアーコーシング大会で安全に、そして最高のパフォーマンスを発揮するためには、当日の過ごし方が何より重要です。
朝のコンディションチェックから適切なウォームアップ、興奮のコントロール、そしてレース後のクールダウンや筋肉ケアまで、どの工程も走りの質や怪我の予防に直結します。
特に繊細な身体をもつウィペット・イタグレは、筋肉や関節の負担を最小限にしつつ、スプリント能力を最大限に引き出すための準備が欠かせません。
本記事では、ルアーコーシング 当日の過ごし方を初めての飼い主でも実践できるよう具体的に解説しました。
正しい知識と丁寧なケアで、愛犬が心から楽しみ、安心して走れる一日をつくりましょう。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
もしよかったら下のボタンからインスタにも遊びに来てね!









