

どの飲ませ方が一番安全?

ノズルは便利だけど、運動後の給水に向いている?

そもそも犬はどうやって水を飲んでいるの?

直飲みは応急処置としてアリ?

車移動での水分管理を最適化したい

クレート待機中の水分補給に不安がある
こんな疑問・悩みを解決します。
1.犬の水の飲み方を理解することが、正しい給水の第一歩
2.外出先の「直飲み」が危険と言われる理由
3.給水方法3種類の徹底比較
4.外出先でボウルを忘れた時の対処法
5.外出先での正しい給水アイテム
この記事では、外出先で愛犬が確実に水を飲める“安全な給水方法”を知り、直飲み・ボウル・ノズルの正しい使い分け方法を紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

犬の水の飲み方(吸水メカニズム)を理解することが、正しい給水の第一歩
犬がどのように水を飲むかを正しく理解していないと、「直飲みで十分だろう」と勘違いしてしまいます。
結論から言うと犬は“舌を後ろへ丸め、スプーン状にして水をすくい上げる”という特殊な動きをしています。
ここを理解すると、なぜ
- ボウルは飲みやすい
- ノズルは時間がかかる
- 直飲みはこぼれやすい
のか、すべて納得できるようになります。
犬の水の飲み方の科学:舌の「カップ運動」
犬は人間のように吸い込んで水を飲むわけではありません。
代わりに、以下のようなステップを踏みます。
- 舌を水に軽く当てる
- 舌先を後方へ素早く折り曲げて“スプーン状”にする
- カップ状に作った舌で水をすくい上げる
- 重力と慣性を利用して水を口の中へ引き込む
この“すくって飲む”メカニズムには、水が溜まる面(=ボウル)の存在が必須 です。
つまり、流れる水は本来の飲み方を邪魔してしまう のです。
ウィペットは特に「ボウル向き」の飲み方をする
ウィペットは
- 鼻先が長い
- 口が細い
- 舌の可動域が長い
という身体特徴があります。
これはスプーン状の舌で水をすくう動作に適しており、ボウルからの飲水が最も自然で効率が良い飲み方 だと言えます。
逆に言えば、流し飲みやノズル飲みは「飲めそうで飲めていないケース」が非常に多いのです。
ローツェ私はシリコーン製の折りたたみのやつを使っているよ!

外出先の「直飲み」が危険と言われる理由:飲めている“ように見えて”ほとんど飲めていない
外でボウルを忘れてしまい、ペットボトルの口から水を流して犬に“直飲み”させたことがある方も多いでしょう。
しかし直飲みは──犬が水を飲めていないのに、飲めたと錯覚する最も危険な給水方法 です。
特に暑い季節、運動後、長時間の外出では要注意。
以下、その理由を専門的に解説します。
① 犬が本来の飲み方(すくう飲み)ができない
流れる水には舌をカップ状にしてすくう隙間がありません。
そのため、犬は以下のような状態になりやすい:
- 舌を伸ばしても水が乗らない
- 水がすべて口の外へ流れてしまう
- 飲むためのリズムが作れない
- 飲んだ「音」だけがする
つまり、見た目と実際の飲水量が一致しない。
② ほとんどの水が口からこぼれ落ちる
直飲みは、犬の口の横からほぼすべての水がこぼれて流れてしまう のが特徴です。
実験的にも、犬がペットボトルから直飲みした時の“実際に飲める水の量”は1回のペロッで0.1〜0.5ml程度。
これはウィペットが走った後に必要とする量(50〜150ml)とは比べ物になりません。
③ 飼い主も犬も“飲めた気になってしまう”
直飲みは音が大きいため、まるで「ゴクゴク飲んでいる」ように見えます。
しかし実際は
- 舌の動きが小さい
- 顎が上がりすぎる
- 水流が強く、飲む隙間がない
などの理由で、飲めている量はごくわずか。
この“錯覚”が、最も危険です。
④ 特にウィペットのようなアスリート犬は大問題
ウィペットは
- 代謝が高い
- 夏場の体温上昇が早い
- 運動後の飲水欲求が強い
そのため、直飲みでは必要量が“絶対に足りません”。
結果として、脱水・熱中症リスク・パフォーマンス低下につながる可能性が高まります。
ローツェ直のみは危険だからやめようね!
給水方法3種類の徹底比較:「お皿タイプ」「ノズルタイプ」「直飲み」
ここでは、外出先・普段の生活・運動後・車移動・クレート待機といった状況別に、メリットとデメリットをまとめます。
① お皿タイプ(ボウル)
メリット
- 最も自然な姿勢で飲める
- 犬の生理学にもっとも合った飲み方
- 一度に多くの水を飲める
- 喉が渇いている時でも迅速に給水できる
- ウィペットとは最も相性が良い
デメリット
- こぼれる可能性がある
- 外出先では携帯しないと使えない
- 留守番や車内では倒れる危険がある
ウィペットとの相性
★★★★★(最適)
② ノズルタイプ(給水器)
メリット
- こぼれない(車内・クレート内で最強)
- 水が汚れにくい
- 子犬の水遊び防止にも良い
- 長時間の待機では管理がしやすい
デメリット
- 一度に飲める量が極端に少ない
- 時間がかかる(アスリート犬向けではない)
- 顎を上げないと飲めず、姿勢が不自然
- 喉が渇いているとストレスになりやすい
ウィペットとの相性
★★☆☆☆(場面限定で有効)
③ 直飲み(ペットボトルの水を流す)
メリット
- 緊急時のみ役に立つ
- ボウルがない場面でも最低限の水分は取れる
- 手軽
デメリット
- 飲めているようでほとんど飲めていない
- 外へこぼれる量の方が圧倒的に多い
- 脱水リスクが高まる
- 走る犬種では致命的に不向き
- “飲めた気になってしまう”のが最も危険
ウィペットとの相性
★☆☆☆☆(基本は避けるべき)
ローツェ私は家では、ケージ内に水のみのボールがあるよ!

外出先でボウルを忘れた時の対処法:今日から使える実用的な解決策
「やってしまった…ボウル忘れた!」そんな時にも脱水を防ぐ方法があります。
① 手をカップ状にして「即席ボウル」を作る
最も確実で、直飲みより格段に飲めます。
コツは
- しっかり手に水を溜める
- 犬の口の高さまで手を下げる
- 連続して何回も作る
これだけ。
ウィペットは口が細いため、手のひらは相性◎。
② ペットボトルのキャップを“ミニ皿化”する
少量ずつですが、確実に飲めます。
- 子犬
- 運動直後
- とりあえず数口飲ませたい時
に効果的。
③ ペットボトルを「下向き」ではなく「横向き」にする
水の流れが弱まり、舌ですくいやすくなります。
これは“直飲みの中では一番マシな方法”。
④ 口角(唇の横)に水を当てる
ウィペットは横の口角から水が入りやすいため“自然なすくい飲み”に近づきます。
⑤ 緊急時は「手の甲から舐めさせる」のも有効
少量ですが、確実に飲水量を確認できます。
ローツェお散歩バッグに忘れないようにカラビナで付けといてあげてね!
外出先での正しい給水アイテム:忘れ物ゼロの最適構成
外出先の給水トラブルをゼロにするには、“常にバッグに入れっぱなし”の軽量アイテムを作ること が最も重要です。
① 超軽量折りたたみシリコンボウル(20g)

外出アイテムとして最強。
どれだけ汚れても洗いやすく、犬が最も飲みやすい。
② 車内クレート用ノズル
待機中や移動中はノズルが便利。
ただし本気の給水は「降りてからボウルで」が鉄則。
③ 自宅のボウルと高さを統一する
ウィペットは“角度の違い”に敏感な犬種なので、外出ボウルも自宅と同じ深さ・角度を選ぶと飲みやすい。
ローツェあと私は下のやつも使っているよ!

シーン別:ウィペットにとって最適な飲み方はどれ?
ウィペットのような走る犬では、場面ごとに最適な給水方法が変わります。
① 普段の生活(家)
お皿一択
もっとも自然で、最も安全。
② 外出先
ボウル(折りたたみ)
直飲みはあくまで緊急手段。
③ 運動後(ラン・コーシング)
お皿で大量に飲ませることが絶対条件
ノズルでは量が足りない。
④ 車内・クレート待機
ノズル
ただし、本給水は必ずボウルで。
⑤ 緊急時(ボウル忘れ)
横向き、直飲みの順で対応がベスト。
手をボウルにする
キャップを皿化
ローツェ脱水は危険だからボウルの忘れに気を付けてあげてね!
まとめ:直飲みは“飲めていない危険性が高い”ので注意

外出先で犬に水を飲ませるときは、直飲み・お皿タイプ・ノズルタイプの違いを理解したうえで、シーンに応じた“最適な給水方法”を選ぶことが重要です。
犬は本来、舌をスプーン状にして水をすくうため、最も自然にしっかり飲めるのはお皿(ボウル)からの給水です。
一方、ノズルは車内やクレートでの待機には適していますが、運動後に必要な水分量を補うには不向きで、直飲みは“飲めているようで実際はほとんど飲めていない”危険性があるため、あくまで応急処置として使うべき方法です。
特にウィペットやサイトハウンドなど運動量の多い犬種では、水分不足が脱水症状やパフォーマンス低下につながるため、外出先でも確実に飲める状態を整えることが健康維持の鍵になります。
正しい給水方法と携帯アイテムを知って、どんな場面でも愛犬の体調を守り、安心して外出や運動を楽しみましょう。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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