

高タンパクなフードを選んでいるのに、本当に合っているのか分からない

鶏・牛・魚など、タンパク源の違いが犬の体にどう影響するのか知りたい

フードを変えるたびに便が緩くなる

皮膚トラブル・フケ・被毛のツヤ低下が繰り返し起こる

筋肉がつかない、体つきが安定しない

アレルギーが疑われ、何のタンパク源を避けるべきか分からない
こんな疑問・悩みを解決します。
1.犬にとってタンパク質とは何か|量より「タンパク源」が重要な理由
2.鶏・牛・豚・馬・鹿・羊・魚の違いを徹底比較|消化・筋肉・脂質の差
3.便・被毛・体調に差が出る理由|タンパク源と消化性・脂質の関係
4.筋肉がつく・つかないはここで決まる|アミノ酸と赤身肉の役割
5.アレルギー・体質トラブルを防ぐ考え方|タンパク源と加工の影響
6.フードローテーションの正解|目的別タンパク源の使い分け実践法
この記事では、鶏・牛・豚・馬・鹿・羊・魚の違いを「消化・筋肉・脂質・体質」の視点から整理し、愛犬に本当に合うタンパク源を見極める判断軸の方法を紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

犬にとってタンパク質とは何か|まず押さえるべき基本
タンパク質は「体を作る材料」
犬の体は以下の多くをタンパク質から作っています。
- 筋肉・内臓・骨格を支える組織
- 皮膚・被毛・爪
- 酵素・ホルモン・免疫物質
特に犬は人よりもタンパク質要求量が高い動物であり、量だけでなく質(消化性・アミノ酸バランス)が健康を大きく左右します。
「タンパク質量」より「タンパク源」が重要な理由
同じタンパク質量でも、
- 便が安定する犬
- 皮膚トラブルが出る犬
- 筋肉がつきやすい犬
- 下痢や軟便になる犬
に分かれます。
その差を生むのが、タンパク源の違いです。
ローツェ次の項目では、たんぱく源の違いを紹介するね!
犬の主なタンパク源7種を一覧で比較
7種類のタンパク源の全体像
| タンパク源 | 消化性 | 脂肪傾向 | 筋肉維持 | アレルギー |
|---|---|---|---|---|
| 鶏 | 非常に良い | やや多 | 高い | 出やすい |
| 牛 | 良い | 多め | 高い | 出やすい |
| 豚 | 良い | やや多 | 中 | 比較的少 |
| 馬 | 非常に良い | 低脂肪 | 高い | 非常に少 |
| 鹿 | 非常に良い | 超低脂肪 | 高い | 非常に少 |
| 羊 | 普通 | 中 | 中 | 普通 |
| 魚 | 非常に良い | 良質脂質 | 低〜中 | 少 |
ローツェ7種類あるけど、一長一短があるね!?
各タンパク源を徹底解説
鶏肉|最も万能で効率の良い定番タンパク
特徴
- 消化吸収が非常に良い
- 必須アミノ酸バランスに優れる
- 筋肉維持・成長を支えやすい
注意点
- 鶏アレルギーは比較的多い
- 脂肪の多い部位では軟便になる犬も
向いている犬
- 子犬
- 健康な成犬
- 活動量が多い犬
➡ フードローテーションの軸になりやすいタンパク源
牛肉|パワーは出るが体質を選ぶ
特徴
- 赤身は筋肉増強に向く
- エネルギー密度が高い
注意点
- 脂肪が多く胃腸に負担が出やすい
- 皮膚トラブルや軟便が出る犬も
向いている犬
- 痩せやすい犬
- 高運動量の成犬
➡ 短期的な体力ブースト向き
豚肉|回復寄りの中間ポジション
特徴
- ビタミンB1が豊富
- 疲労回復を助ける栄養設計
注意点
- 必ず加熱が必要
- 脂肪量の調整が重要
向いている犬
- 食欲が落ちやすい犬
- 回復期・変化をつけたい時
馬肉|高タンパク低脂肪の理想形
特徴
- 高タンパク・低脂肪
- 赤身が多く筋肉維持に優れる
- アレルギーが出にくい
注意点
- 価格が高め
向いている犬
- スポーツ犬
- 体を絞りたい犬
- アレルギー体質
➡ 競技犬のベースタンパク源
鹿肉|最もクリーンで内臓に優しい
特徴
- 超低脂肪・高タンパク
- 消化が良く便が安定しやすい
注意点
- 入手性・価格
向いている犬
- アレルギー体質
- シニア犬
- 胃腸が弱い犬
羊肉(ラム)|合えば強い季節型タンパク
特徴
- 鶏・牛が合わない犬の代替
- 秋冬に調子が上がる犬も
注意点
- 匂いの好みが分かれる
- 脂肪で軟便になる場合あり
魚|筋肉よりコンディショニング
特徴
- EPA・DHA(オメガ3)豊富
- 皮膚被毛・炎症ケアに強い
注意点
- 高脂肪魚で軟便になる犬も
- 筋肉増強力は控えめ
向いている犬
- 皮膚トラブルがある犬
- シニア犬
- 肉中心食の調整役
ローツェ私は、カリカリフードに毎食馬肉をトッピングしてもらってるよ!
マニアック解説|差を生むのは肉種ではなく中身
アミノ酸|ロイシンが筋肉を決める
筋肉合成のスイッチとなるのがロイシン(BCAA)。
赤身の多い 牛・馬・鹿 は、筋肉維持に有利になりやすい傾向があります。
消化性|結合組織と部位の影響
同じ肉でも、
- 赤身中心 → 消化良好
- 皮・すじ多 → 消化負担増
という違いが出ます。
脂質|量より脂肪酸の質
- 魚:オメガ3(炎症・皮膚)
- 陸肉:エネルギー供給
急な脂質タイプ変更は、便トラブルの原因になりやすいため注意が必要です。
ローツェ運動量の多いわんちゃんには積極的に高タンパクな食事を与えてあげてね!
アレルギーとタンパク源の考え方
出やすい・出にくいは「傾向」
- 鶏・牛:出やすい傾向
- 馬・鹿・魚:出にくい傾向
※個体差が非常に大きい
加工方法で反応が変わることも
同じタンパク源でも、
- ドライ
- ウェット
- 低温乾燥
- 生
で反応が変わる犬もいます。
ローツェ私は、鶏と鹿を食べるとうんちが緩くなっちゃうんだよねぇ…
フードローテーションの考え方(実戦)
基本構成
- 主軸:鶏 or 馬
- 調整:鹿・魚
- ブースト:牛・豚・羊(短期)
ローテ評価の3指標
運動後の回復
便の状態
被毛・皮膚
ローツェフードローテーションについて詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
まとめ|タンパク源選びの正解とは

本記事では、犬のタンパク源の違いに焦点を当て、鶏・牛・豚・馬・鹿・羊・魚それぞれが犬の体に与える影響を、消化性・筋肉への使われ方・脂質の質・皮膚被毛・アレルギーリスク・体質との相性といった多角的な視点から詳しく解説してきました。
高タンパクなドッグフードを選んでいても、便が安定しない、被毛のツヤが落ちる、筋肉が思うようにつかないといった悩みが起こるのは、タンパク質が不足しているからではなく、その犬に合わないタンパク源を選んでいる可能性が高いことが多くあります。
犬にとって重要なのはタンパク質の量だけでなく、アミノ酸バランスや赤身と脂肪の比率、脂肪酸の種類、消化のされ方、加工方法といった「中身」であり、これらは肉の種類によって大きく異なります。
また、アレルギーや体質トラブルは特定の食材そのものが悪いのではなく、摂取頻度や加工度、脂質の急激な変化などが引き金になるケースも多く、単一のフードに固定するよりも、目的やコンディションに応じたタンパク源の使い分けやローテーションが、長期的な健康維持には有効です。
便の状態、被毛や皮膚の変化、運動後の回復力といった日常のサインを観察しながら食事を調整していくことで、フード選びに振り回されることなく、「この子にとっての正解」を自分で判断できるようになります。
正しい知識をもとにタンパク源を理解し、愛犬の体と向き合いながら食事を選ぶことは、健康寿命を延ばすだけでなく、毎日の生活や一緒に過ごす時間の質を大きく高めてくれます。
愛犬に最適なタンパク源を見つけ、与えてあげてください。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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