













こんな疑問・悩みを解決します。
1.ウィペットにマズルガードが必要な理由
2.コーシング用マズルガードの特徴ってなに!?
3.マズルガードをする事で得られるメリット
4.コーシング用マズルガードの注意点
5.わたしの独断で決めた マズルガードの必要性 まとめ
この記事では、コーシング用マズルガードの必要性、コーシング用マズルガードの注意点を包み隠さず紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ウィペットにマズルガードが必要な理由


サイトハウンドであるウィペットは、優れた視覚と脚力で自分の本能・意思・欲求で獲物(主にウサギ・ネズミ)を追跡捕獲する犬種です。
この狩猟本能のスイッチが散歩中や家の中で遊んでいる時に何の前触れもなくいきなり入ることがあります。
家の中でスイッチが入った場合は、リビングの隅から隅まで全力疾走を繰り返し身体を家具や壁に当てながらでもスイッチが切れることが無く、全力疾走のままスイッチが切れるまで荒ぶります。
まさに暴れ犬という言葉がぴったりなぐらい暴れてくれます。
もうこうなったら何をやっても無駄なので人間は静観してローツェが落ち着くのを見守っています。
家の中は家族だけなのでローツェが落ち着くまで静観でいいのですが問題は屋外でスイッチが入る時なんです。
小さな子どもがエネルギー高く遊んでいるときや、猫やイタチなどの動物、ハトやスズメなどの鳥に反応して狩猟本能のスイッチが入る時があります。
そして1番ビックリしたのが大型犬の尻尾が小動物に見えて狩猟本能のスイッチが入ったこともありました。
また超小型のチワワやミニチュアダックスやトイプードルに対しても狩猟本能のスイッチが入る時があります。
ローツェは大阪に住んでいますが近所の大きな公園に行くと必ず小型犬をノーリードで散歩させている人がいます。
公園には当然ですが【犬の散歩ノーリード禁止】の看板が多数あります。
小型犬のオーナーは「うちの犬は噛んだりしないので大丈夫ですよ。」と必ず言ってこられます。
しかしこちらはウィペットなんでまったく大丈夫じゃないんです。
ウィペットはウサギ・ネズミなどの獲物をウィペット自身が持っている潜在的な本能・意思・欲求で追跡捕獲する犬種といいましたが、狩猟本能のスイッチが入ってしまうと小型犬に対しても例外ではありません。
そして狩猟本能のスイッチは捕獲だけで終わりではありません。
獲物を噛み殺し息の根をとめるところまでがワンセットです。
ウィペットには当然ですが獲物であるウサギやネズミなどを噛み殺すだけの顎の力はあります。
噛む力が強いので小さな子どもや小型犬などに噛みつくと重大な事故になります。
家族であるかわいい愛犬のウィペットでも根底にあるのはサイトハウンド【猟犬】なんです。
いくら躾をしていても本能のスイッチが入ってしまうとどれだけ信頼関係があっても制御不能になります。
そうならないためにウィペットにはお守りであるマズルガードが必要なんです。



ロイ君ごめんね。
コーシング用マズルガードの特徴ってなに!?





呼吸の邪魔をしない


犬は全力で走る時、口を開けて呼吸をしています。
コーシング用のマズルガードは口を大きく開けれるように下側に形状が大きく膨らんでいます。
なのでマズルガードをしていない時と同様の呼吸ができ全力で走ることに支障がでません。
コーシング用のマズルガードと吠え防止マズルガードや噛みつき防止マズルガードとの決定的な違いは口を大きく開けることができ普段通りの呼吸ができることです。



水が飲める


コーシング用マズルガードはメッシュ状の樹脂でできていて、さらに口を開くこともできるのでマズルガードを着けた状態でも水を飲むことができます。
ドッグランに行きボールの中に水を入れておけば愛犬が自分のタイミングで水分補給が可能です。



着脱が簡単
コーシング用マズルガードの装着はたった4つの簡単なSTEPで完了します。








マズルガードを外す時は装着時と逆で片耳ずつ抜いてあげてマズルガードをとってあげてください。



購入場所
ウィペット用のマズルガードはインターネットショッピングで購入することができます。
しかしマズルガードの必要性はわかっていたのですがサイズ感がいまいちわかわなくて購入を躊躇していました。
そんな時にInstagramで広島県にあるリミテッドドッグランに売っていて、サイズ調整の加工までしてくれるということを知ったのでリミテッドドッグランに行って購入し、ローツェのサイズに合わして加工してもらいました。
価格はマズルガード本体と加工代金込みで税込4,500円でした。
またリミテッドドッグランで売っているマズルガードはマズルと直接あたる部分に皮を取り付け、マズルとプラスチックが直接当たらないように加工されているのも特徴です。








マズルガードをする事で得られるメリット





怪我の予防
マズルガードをすることで自分ではなく周りにいるわんちゃんの怪我を予防することができます。
犬は口を開けて走ると言いましたが、ドッグラン等でウィペット同士が走り出すと意図しない事故で怪我をすることがあります。
ウィペットは成犬になると筋骨隆々で皮膚がパツパツに張ります。
そのパツパツに張った皮膚に偶然歯が当たってしまうと歯が当たった箇所から皮膚が裂け大怪我をしてしまいます。
このような不慮の事故を未然に防ぐためにもマズルガードが必要なんです。
多頭で競い合うルアーコーシングの時には必ずマズルガードの装着が必要になります。
またサイトハウンドであるウィペットの狩猟本能のスイッチが入り小型犬や小動物、鳥を襲う可能性もゼロではありません。
どれだけ愛犬との信頼関係ができていても本気の狩猟本能のスイッチが入ってしまうと人間が制御することはできません。
自分の愛犬が他のわんちゃん、人、小動物に被害を与えた側にならないためにもマズルガードが必要です。



拾い食い防止
マズルガードは約10mmの格子状になっています。
水はマズルガードを装着したままでも飲めると言いましたが、食べ物などはこの格子を通過できるモノしか口に入れることができません。
さらに愛犬の口先のところにはマズルガードの縦の格子が入っています。


何かを咥えようとしてもこの縦の格子に邪魔をされ咥えることができません。
散歩中に道路に落ちているたばこや木の枝、そして公園に落ちている石や生えている雑草などを口に入れることを防げるので誤飲防止に役立ちます。



傷口の舐め防止
本来の使用目的とは違いますが、傷口や皮膚を舐めている時にマズルガードを装着すると直接患部を舐めにくくすることができます。
エリザベスカラーと併用することでさらに患部を舐めにくくなりエリザベスカラーを噛むのも防ぐことができます。



散歩中に話しかけられない
ローツェと散歩をしていると近所では珍しい犬種なのとシュッとしたスタイルの良さからよく話しかけられて立ち止まることがあります。
しかしマズルガードを装着して散歩に行くと狂暴な犬だと勘違いされてほぼ話しかけられなくなります。
なので淡々と自分たちのペースで歩き続けることができ快適な散歩をすことができます。
これをメリットと思うかは人それぞれですが、ローツェとの散歩は1kmを約10分のスピードで1時間30分ノンストップで約9km歩き続けます。
それを朝と夜の2回行く私たちにとって散歩中に話しかけられないことは時短になるのでメリットになります。



次の項目ではコーシング用マズルガードの注意点を紹介します。
コーシング用マズルガードの注意点
慣れが必要!?
コーシング用マズルガードに限らないことですが、口元に異物を装着されるので初めは違和感から嫌がる子もいると思います。
しかし何度か着けていくうちに慣れてくると思います。
それでも装着を嫌がる子にはマズルガードの中に愛犬の大好きなおやつを入れて、マズルガードの中にマズルを入れるとおやつがあり食べれるということをすり込めば嫌がらずに装着させてくれるようになります。
嫌がる子に無理やり装着するとさらに嫌がるようになるので注意してください。



吠えは制御不可
コーシング用マズルガードはマズルガード内で口を大きく開けることができるので当然吠えることができます。
コーシング用マズルガードはあくまでも競技中の競争相手やドッグランなどでお友達のわんちゃんを傷つけないためにするものです。
無駄吠えを抑えるために使用するものではないので注意してください。



怖がられる
メリットのところで散歩中に狂暴な犬だと思われて人から話し掛けられないといいましたが、これは人に限っての事ではありません。
ドッグランで普段から遊んでいるお友達のわんちゃんにもマズルガードを着けている初見の姿を怖がられる可能性があります。
お友達のわんちゃんにも何かよくわからないものを装着しているのがわかるので普段と違うローツェに違和感を覚えて近寄ってきてくれませんでした。
でも時間が経つとお友達の犬見知りタイムが終わりいつも通りに仲良く走って遊んでくれました。
人が怖がって寄ってこないのは想定内でしたが、普段仲のいいお友達わんちゃんに怖がられるのは想定外でした。



あくまでも私の感じた注意点なので参考程度に捉えてくださいね!
わたしの独断で決めた マズルガードの必要性 まとめ


ウィペットにマズルガードは必要か必要ないか。
個々のウィペットオーナーの考えはあると思います。
私個人の意見・感想はウィペットにマズルガードは必要だと思っています。
- ウィペットが本来持っている狩猟本能を抑え込める自信がある、または抑え込めている
- ドッグランには行かない、あるいは貸し切りのドッグランにしか行かない
- 毎日の散歩中に小さな子ども、犬、小動物、鳥に遭遇しない
- 多頭出走のルアーコーシングレースに出場する気がない
これらを愛犬のウィペットにできる自信のあるオーナーにはマズルガードは不用でしょう。
私は愛犬であるローツェを守ってやれるのはオーナーである私たち家族だけだと思っています。
- ウィペットはウィペットらしく狩猟本能も満足させてあげたい
- ドッグランでお友達のわんちゃんといっぱい遊ばしてあげたい
- 毎日の散歩中に不意な小型犬の接近や小さな子どもとの接触を避けたい
- 他の犬を傷つけた、噛んだという実体験をさせない
マズルガードをしているだけで他のわんちゃんや小動物、鳥などを怪我や事故から守ってあげることができます。
これだけの理由でもマズルガードをする必要性は十分にあると私は実感しています。
あなたの家族である愛犬のウィペットを守るためにもマズルガードをお守りとして携帯してみませんか!?
あなたのウィペットがあなたと一緒に最高で幸せな日常と、最高の思い出作りができることを願っています。



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