

ノミやダニは、本当にそんなに危険なの?

感染すると、どの程度重症化する可能性がある?

ルアーコーシングやアジリティをしている犬は、普通の犬と同じ対策でいいの?

ダニが付いていたら、自分で取っていい?

病院に行くべき判断基準は?

きちんと予防していても感染することはある?
こんな疑問・悩みを解決します。
1.犬のノミ・ダニはなぜ危険なのか|「かゆみ」で終わらない本当のリスク
2.ルアーコーシング・アジリティ犬は通年予防が必要な理由
3.ノミ・ダニが媒介する病気と症状|見逃されやすい初期サインとは
4.予防しているのにダニが付く?「ぽろっと落ちる」現象の正体
5.ノミ・ダニ予防薬の種類と副作用|通年使用は本当に安全?
6.競技犬のための実践的ノミ・ダニ管理|投与・チェック・判断の基準
この記事では、ルアーコーシングやアジリティで活躍する愛犬を、ノミ・ダニ感染症から守りながら最高のコンディションで走らせ続けるための、通年予防と正しい判断基準をまとめて紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

犬のノミ・ダニとは何か|まず押さえる基本知識
ノミの特徴とリスク
ノミは体長1〜3mmほどの小さな昆虫で、ジャンプして犬に寄生します。
犬の血を吸うことで生存し、以下のような問題を引き起こします。
- 強いかゆみ
- ノミアレルギー性皮膚炎
- 貧血(特に子犬・小型犬)
- 瓜実条虫などの寄生虫感染
重要なのは、ノミ問題の本体は犬ではなく環境にあるという点です。
成虫は犬にいますが、卵・幼虫・蛹の大半はカーペット、寝床、クレート、車内などに存在します。
ダニ(マダニ)の特徴とリスク
犬にとって問題になるのは、主にマダニです。
- 草地・芝生・原野に生息
- 犬の皮膚に食い込み、数日間吸血
- 吸血中に病原体を犬へ伝播
マダニは、単なる皮膚トラブルではなく、バベシア症・SFTSなど命に関わる病気を媒介します。
ローツェマダニは人にとっても危険だから注意してね!
なぜ競技犬は「通年予防」が必要なのか
理由① 競技環境そのものがハイリスク
ルアーコーシングやアジリティは、
- 草丈のあるフィールド
- 多頭が集まる芝生
- 野生動物が通過する原野
など、マダニの生息環境と完全に重なります。
理由② 冬でもリスクはゼロにならない
初心者が誤解しやすい点として、
「冬はダニがいない」
という認識がありますが、これは正確ではありません。
- マダニは5℃以上で活動可能
- 暖冬・都市部では真冬も生存
- 競技犬は冬もトレーニング・遠征がある
つまり、競技犬の生活では“オフシーズン”が存在しないのです。
理由③ 感染=競技生命への直撃
- 貧血 → 持久力・スピード低下
- 発熱 → 練習・大会不可
- 皮膚炎 → フォーム崩れ・集中力低下
競技犬にとって「少し体調が悪い」は、大きなパフォーマンス低下につながります。
ローツェスポーツドッグは通年で予防する方がいいね!
ノミ・ダニが媒介する主な病気と症状
ノミが原因で起こる病気
ノミアレルギー性皮膚炎(FAD)
- 強烈なかゆみ
- 腰・尾の付け根を中心に脱毛
- 皮膚の黒ずみ・慢性化
※ノミ1匹でも発症する犬がいます。
貧血・瓜実条虫
- 元気がない
- 体重が増えない
- お尻を床にこすりつける
ダニが原因で起こる病気
バベシア症
- 初期:元気・食欲低下、微熱
- 進行:重度貧血、黄疸、呼吸困難
- 再発リスクあり
競技犬では競技生命に直結する重大疾患です。
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
- 高熱
- 嘔吐・下痢
- ぐったりして動かない
人にも感染する人獣共通感染症であり、死亡例も報告されています。
ローツェこうやって見ると、ノミよりマダニの方がヤバいね!
「ダニがぽろっと落ちる」は本当か?
結論:事実だが誤解されやすい
ノミ・ダニ予防薬(特に飲み薬)を使用していると、ダニが吸血後に死んで自然に脱落することがあります。
これは失敗ではなく、正しく効いている状態です。
飲み薬タイプの仕組み
- ダニが犬に噛みつく
- 吸血する
- 血中の有効成分を取り込む
- 神経が麻痺し死亡
- 口器の保持力が抜けて脱落
重要なのは、
「噛みつかない」のではなく
「噛みついてもすぐ死ぬ」
という設計思想です。
ローツェマダニがわんちゃんについていても絶対に無理に引き剥がすことは止めてね!
予防薬の種類と特徴
飲み薬(チュアブル)
- 効果が安定
- 雨・洗浄の影響なし
- 競技犬向き
スポットタイプ
- 皮膚表面で作用
- 洗う犬では効果が不安定
首輪タイプ
- 長期持続
- 皮膚トラブルが出る犬もいる
ローツェ私はネクスガードで予防しているよ!
予防薬の副作用について正しく理解する
副作用はゼロではないが、重いものはまれ
現在主流の予防薬は、通年使用を前提に安全性試験が行われています。
よく見られる軽い副作用
- 軟便・下痢
- 食欲低下
- 一時的な元気消失
多くは24〜48時間以内に回復します。
注意すべき症状
- 繰り返す嘔吐
- 震え
- ふらつき
- 極端な元気消失
この場合は、速やかに動物病院へ相談してください。
ローツェ私は今まで副作用にはなったことがないよ!
初心者が誤解しやすいポイント
「予防している=完全に付かない」ではない
→ 付いてもすぐ死ぬ設計が多い
「自然派ケアだけで十分」
→ 感染症予防としては不十分
「室内犬だから不要」
→ 人がダニを持ち込むケースも多い
ローツェどんなわんちゃんでもかかる可能性があるから、しっかり予防しようね!
競技犬のための実践的ノミ・ダニ管理
投与スケジュールの考え方
- 初回投与は予定のない日
- 大会直前投与は避ける
- 毎月の投与間隔を守る
フィールド後のチェック習慣
- 耳の後ろ
- 首・脇
- 内股・指の間
ダニを見つけた時のNG行動
- 無理に引き抜く
- 潰す
- アルコールをかける
→ 動物病院での除去が安全
ローツェダニを見つけた時は、焦らずにそのままの状態で病院に行ってね!
まとめ|競技犬にとってノミ・ダニ対策とは

犬のノミ・ダニは、単なるかゆみや一時的な皮膚トラブルの原因ではなく、バベシア症やSFTSといった重篤な感染症を媒介するリスクを持つ存在です。
特にルアーコーシングやアジリティなど、屋外の草地や芝生で走る機会が多い競技犬にとっては、ノミ・ダニとの接触リスクが高く、季節を限定した対策では不十分なケースも少なくありません。
そのため、運動量の多い犬では通年でのノミ・ダニ予防が、健康管理とパフォーマンス維持の両面から合理的な選択となります。
予防薬を使用していても、一時的にダニが付着することはありますが、飲み薬タイプの場合は吸血後に薬の成分が作用し、ダニが死んで自然に脱落することがあります。
いわゆる「ダニがぽろっと落ちる」現象は、予防が失敗しているサインではなく、正しく効果が発揮されている結果です。
また、ノミ・ダニ予防薬の副作用はゼロではないものの、多くは軽度で一過性であり、正確な体重に基づく用量設定や投与タイミングを守ることで、リスクは最小限に抑えることができます。
大切なのは、薬に頼りきることでも、過度に不安になることでもなく、正しい知識を持った上で、予防・観察・早期対応をバランスよく続けることです。
ノミ・ダニ対策は、トレーニングや栄養管理と同じく、競技犬が安心して走り続けるための「基礎コンディション管理」の一部といえるでしょう。
正しい知識で、愛犬を守ってあげてください。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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