













こんな疑問・悩みを解決します。
1.ルアーコーシングとは!?
2.ルアーコーシングのルール
3.ルアーコーシング ここが魅力!
4.ルアーコーシングをするのにあると便利なアイテム
5.これだけは気をつけて!ルアーコーシング 注意点!
6.わたしの独断で決めた ルアーコーシング まとめ
この記事では、ルアーコーシングの魅力も、ここがイマイチな点も包み隠さず紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。
ルアーコーシングとは!?





ルアーコーシングとは!?
ルアーコーシングとは、ウサギの皮などでできたルアー(疑似餌)をモーターで高速に巻きあげ逃げている獲物に見立てて、犬が本来持っている狩猟本能を呼び覚まし全力疾走をしタイムを競い合うドッグスポーツです。
主にサイトハウンドである、グレイハウンド、ボルゾイ、サルーキ、ウィペット、イタリアングレイハウンドなどが得意なドッグスポーツです。
競い合う距離は、直線の50m、70m、100mや、オーバルの250mなど様々な距離があります。
犬界のトップに君臨している短距離キングはグレイハウンドです。
しかしグレイハウンドよりも体重が軽く身軽なウィペットは加速が速く70m、100mなどの短い距離ならグレイハウンドより速いといわれています。
またウィペットには通常のドッグショータイプの血統とは別に、レースに特化し速さだけを追求し交配されたレーシングウィペット(R.ウィペット)という血統があります。
レーシングウィペットはDNAの段階から速さが刷り込まれているので通常の血統のウィペットとは速さが全然違い、100mを6.0-秒台で走り抜ける爆速な子もいてるみたいです。



ルアーコーシング団体
ローツェが住んでいる関西でルアーコーシング活動をしている主催者団体は3つ確認することができました。
他にもあるかもしれませんが私では見つけきることができませんでした。
他に団体をご存じの方がおられましたらお手数ですが下記コメントからご連絡ください。



- ・KLCC(Kansai Lure Coursing Club)
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Lure Racing Pro Tour Championship等の1年間を通じてチャンピオンシップを開催されています。
主な活動拠点は兵庫県加西市です。
- ・JRC west(Japan Dog Racing Crew west)
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JRC.westは、ルアーコーシング団体JRC(Japan Dog Racing Crew)の大阪支部です。
1年間を通じてチャンピオンシップを開催されています。
主な活動拠点は大阪府泉南市です。
- ・Jollys Racing Farm
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Jollys Racing Farmの主催レースの特徴はオーバルコースでレースをしていることです。
そしてレース主催場所も千葉、大阪、静岡、長野、和歌山と広範囲で大会が行われています。
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ルアーコーシングの始め方
ローツェが初めてルアーコーシングをしたのは広島県にあるリミテッドドッグランでした。
オーナーと会話していた時にKLCCのルアーコーシング研究会に初めて参加するという話をしました。
その会話の途中に偶然ですがドッグランを利用していた他のお客さんが帰り、ドッグラン利用者がローツェしかいなくなりオーナーのご厚意でルアーコーシングの体験を1,000円でさせてもらえました。
ローツェの場合は特殊でしたが、初めてルアーコーシングをするならルアーコーシングの体験会に申し込むのが無難です。
KLCCの場合は研究会、JRC westのPrivate Lessonsという言い方でレースではなく練習兼体験会をしてくれています。
各団体ごとに練習会の日時、エントリー期間が決まっています。
応募期間の詳細はKLCC、JRC west共にのInstagramで告知されるので両団体のInstagramをフォローして告知をチェックしてみてください。






次の項目からはルアーコーシングのルールを簡単に紹介していくね!
ルアーコーシング ルール



各団体で微妙にルールに違いがあよ。あと失格になるルールもあるから注意してね!!
大まかなルールは下記の通りです。
- 大会主催者から出走する順番が開会式で発表されるので出走順番前にスタート待機位置にスタンバイする
- コースに入る際は、必ず入り口から入り、出走後は入り口、出口どちらか近い方から出る
- 決められたスタート位置に愛犬の鼻先を合わせスタートの合図がするまでオーナーが愛犬を保持する
- Ready Goのスタートの合図でルアーが動き出すので愛犬を開放しルアーを追わせる
- 愛犬がルアーを追ってスタート位置から走り、ゴールセンサーを通過すればタイム計測が完了
- ゴール後は速やかにコースから退場する
- 1日に2回走り速い方のタイムが公式記録になる
- 各クラス上位3位までが表彰される
上記以外に失格になるルールや禁止されているルールもあります。
- Ready Goの合図でスタート位置から出走しなかった場合3回目で失格
- コース内での糞尿などのマーキング行為は失格
- 出走した犬がゴールセンサーを通過する前に逆走した場合失格
- コース内にオヤツ、オモチャの持ち込み禁止
上記以外にも各団体の異なるルール規定があります。
KCLLでは、ゴールからオーナーが愛犬の呼び込みや手を振ったりする行為が失格になるというルールがあります。
しかしJRC westでは愛犬の呼び込み行為はOKとなっています。
大会に出場される際は開会式で詳しいルール説明があるので必ず参加するようにしましょう。



次の項目からはルアーコーシングの魅力をたっぷりと紹介していくね!
ルアーコーシング ここが魅力!





ウィペットの狩猟本能を刺激できる
ルアーコーシングをすることでウィペットが本来持っている狩猟本能を刺激し、散歩などでは解消できない欲求を満たしてあげることができます。
先日JRC westが主催するレースをローツェと一緒に見学に行きましたが、Ready Goのスタートの合図でローツェも走り出そうとしたり、ルアーが動いているのを必死に目で追いかけてるのを見て、ローツェの狩猟本能を満足させてあげる為にはルアーコーシングが必要だと確信しました。
ルアーコーシングをすると家では見せることない愛犬の姿を見ることができますよ。



全力で走る姿を見ることができる


普段の生活でローツェが全力で走る姿を見ることは少ないですが、ルアーコーシングをすると本気の全力疾走を見ることができます。
ウィペットの走り方はチーターと同じダブルサスペンションギャロップという走法で、最高時速は約60kmに達し本気で走る姿は本当にかっこよくて美しいです。



一生懸命走ってる下の動画も見てね!
集中力が高くなる
ルアーコーシングは、スタート位置に鼻を合わせてReady Goのスタートの合図で愛犬を開放してスタートを切ります。
ローツェはまだ数回しかルアーコーシングをしていませんが、スタート位置に行きルアーを確認すると走るスイッチが入りReady Goのスタートの合図で走れることを理解しているのでReady Goの合図を待っています。
ルアーコーシングを始めると愛犬のここぞという時の集中力が高くなります。



愛犬との絆が強くなる
ルアーコーシングのReady Goのスタートの合図で愛犬を離してスタートしますが、基本的にはスタートまで愛犬をオーナーが保持しないといけません。
スタート前に興奮させすぎてしまうと体力を使ってしまいます。
かといって全く興奮していなければルアーを追いかけるスイッチが入りません。
ルアーコーシングは愛犬とオーナーの二人三脚でするドッグスポーツです。
愛犬と真剣に向き合い強い信頼関係で結ばれるほどいい記録が生まれます。



運動量が増えるので体が鍛えられる
ルアーコーシングのレースは様々な距離がありますが、70m、100mの直線が多い印象です。
先日見学に行ったJRC westのレースは70mでしたがゴール後のどの子を見てもハァハァと舌を出しながら荒い呼吸をしていました。
ルアーコーシングはそれほど運動量が高く普段使わない筋肉に刺激が入ります。
ローツェが研究会で走った距離は30mでしたがゴール後は十分に疲れていました。



知り合いが増える
ルアーコーシングの練習会やレースに行くと愛犬、オーナー共々知り合いが増えていきます。
研究会参加後にレースの見学に行きましたが、研究会に参加されていたイタグレオーナーの方と再開しお話をさせていただき色々な情報を教えてもらえました。
ローツェもレース会場でレース後のウィペットの男の子とワンプロをして遊んでもらいお友達が増えていました。
ウィペットの情報は世の中にまだまだ多くないのでウィペットの情報を教えてもらえるだけでもすごくありがたいです。



次の項目ではルアーコーシングをする時にあると便利なアイテムの紹介をしていくね!!
ルアーコーシングをするのにあると便利なアイテム



クーラーボックス・飲み物・食事
KLCC、JRC westの両会場に行きましたが、飲み物を購入できる自動販売機や、食事を購入するためのコンビニはレース会場の徒歩圏内にはありませんでした。
JRC westの会場は車の出し入れはできそうでしたが、KLCCの会場は閉会式後まで車の出し入れはできなさそうなので注意が必要です。
飲食物は必須なので会場入りする前に購入して会場に行くようにしましょう。



わたしたちの飲み水も多めに持っていってね!
タープ・テント・椅子・テーブルなどのキャンプ用品
ルアーコーシングをする会場は芝生のグランドです。
当然ですがルアーコーシング会場には雨、風、直射日光を防ぐような建物はありません。
会場には椅子やテーブルもないので何も持っていかなかった場合、グランドに直接すわる、またはずっと立ったままになります。
また車を止めている場所からは200mほど離れます。
ワンタッチタープなどで自分たちのパドックを作り快適にルアーコーシングを楽しみましょう。



マズルガード
多頭出走のルアーコーシングに出場しない限りルアーコーシングでマズルガードは必要ありません。
しかしゴール後にルアーに噛みついたままなかなか離さない子や、ルアーに興奮しすぎて人を噛む子にはマズルガードが必要です。
またルアーコーシングの会場には多数の犬がいます。
当然ですがあなたの愛犬と気が合わないわんちゃんもいてます。
相手のわんちゃんを傷つけないためにもマズルガードはあった方がいいと思います。
またパドックで待機中に食べ物の拾い食いや石や雑草の誤飲も防ぐことができるので使う使わないは別としてお守り代わりにマズルガードは携帯しておくことをおすすめします。



これだけは気をつけて!ルアーコーシング 注意点!





10ヶ月未満のパピーは大会に出れない!?
ルアーコーシングの大会は、骨格や筋肉の発達が未完成な10ヶ月未満のパピーの出場は原則認められていません。
しかし原則認められていませんがエントリーをし大会に出場することは可能です。
その場合、どれだけいい記録を出し表彰台にあがれるタイムを出しても公式リザルトには載りません。
そして3位以内の表彰台圏内に入っても大会出場資格が10ヶ月以上なので表彰の対象からも除外されます。
10ヶ月未満のパピーでも、これらを理解しいた上でエントリーをするなら出場させてもらえます。



わたしの誕生日は2024年10月7日だから2025年8月1日から正式な出場資格があるんだって!
ルアーに反応しない子がいる
ローツェは初めてルアーを見た時は無反応ではありませんでしたが、そこまで興味があるようには感じませんでした。
リミテッドドッグランのオーナー曰く、サイトハウンドでも初見のルアーに無反応な子がいるとのことです。
ローツェが研究会で1走目からしっかり走れるようにオーナーがルアーをローツェの鼻先に持っていき匂いを嗅がせて興味を引きだし、ルアーを使ってローツェと引っ張り合いの遊びをしてくれたおけげでルアーに執着するようになってくれました。
KLCCの主催者の方も仰ってましたが何度か経験すればルアーに興味を示し、ルアーを追っかけだすので1度の経験で諦めないで何度かチャレンジしてみてください。



ルアーコーシングの大会は1日の長丁場
ルアーコーシングの大会の1日は朝から夕方までの長丁場です。
出場犬数が多くなればなるほど大会時間は長くなっていきます。
朝8:30頃から受付が始まり9:30頃から開会式、その後クラスごとの1走目が開始されます。
その後お昼休憩を挟み午後から2走目が始まります。
すべての出走犬の2走目が終わり次第リザルトの集計が始まり表彰式、閉会式で大会は終了します。
その後はタープなどの片付けをし車に積み込み帰路につくという流れです。
1走目から2走目までの待ち時間も長いので待ち時間をどう過ごすかもタイムに影響します。
また大会場所の往復の移動時間もかかり、KLCC主催場所の兵庫県加西市は大阪市内からだと高速道路で1時間以上の移動時間になります。
JRC west主催場所の大阪府泉南市でも大阪市内から阪神高速で1時間程かかります。
ルアーコーシングの大会に出場する場合は終日だと思って予定を組みましょう。



わたしの独断で決めた ルアーコーシング まとめ


ローツェがルアーを追う姿を見ていると心から喜んで走っている様に見えます。
ルアーコーシングをすることによってローツェが持っているウィペット本来の本能を呼び覚まし欲求を満たしてあげれると感じています。
ルアーに興味を示さない子はいてますが、生後10ヶ月に満たないパピーは好奇心旺盛なのでルアーを見せれば初見から興味を持ってくれるはずです。
ルアーに興味さえ持ってくれれば後は練習会などで場数を踏めばタイムは良くなっていきます。
ルアーに興味を示さない子でも練習会に何度か参加すれば興味を持ってルアーを追いかけだすはずです。
生後10ヶ月に満たないパピーでは入賞したとしても表彰はされませんが幼い頃からルアーコーシングに慣れ親しんでおけば10ヶ月を越えた時には経験値で同じ月齢の子よりも確実にリードできるでしょう。
ルアーコーシングの大会は1日中の長丁場ですが長い時間愛犬とコミュニケーションが取れるいい機会です。
愛犬とスタート位置でReady Goのスタートの合図を待っている間は二人とも集中力がMAXになりワクワクとドキドキが止まりません。
ルアーコーシングは愛犬だけがするものではなく、愛犬のオーナーであるあなたとの信頼関係の二人三脚で行い、愛犬との絆を強くするドッグスポーツです。
愛犬のウィペットだけではなくオーナーであるあなたも一緒に成長し楽しみましょう。
あなたの愛犬があなたと一緒に最高に楽しい休日と、最高の思い出ができることを願っています。



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