

クレートは本当に必要なの?

どうやってクレートに慣らせばいいの?

どのタイミングでクレートに入れると効果的?

昼寝はクレートに入れるべき?

多頭飼いの場合はどう進めるべき?

競技会場でのクレート待機ができない
こんな疑問・悩みを解決します。
1.クレートトレーニングとは?犬にとっての“安心できる巣”という考え方
2.子犬にクレートトレーニングが必要な理由
3.クレートの選び方
4.クレートトレーニングの基本ステップ
5.よくある失敗と改善方法
6.車移動・病院・外出でのクレート応用方法
この記事では、子犬が落ち着いて暮らせる“安心の居場所”をつくり、分離不安・夜泣き・興奮しすぎなどの悩みを解消しながら、将来のしつけやスポーツにも役立つクレートトレーニングの方法を紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

子犬のクレートトレーニング完全ガイド|やり方・ステップ・注意点を徹底解説
子犬のしつけの中でも、「クレートトレーニング」はもっとも重要な基礎習慣のひとつです。
正しく取り入れることで、分離不安を防ぎ、興奮のコントロールができ、生活と心の安定をつくり、さらにはスポーツドッグのパフォーマンス向上にもつながる極めて万能なトレーニングです。
しかし実際には、
- どう進めればいいかわからない
- 泣いてしまって続けられない
- 閉じ込めるのがかわいそう
- 生活にどう馴染ませるの?
と悩む飼い主さんが非常に多いのも事実。
そこで本記事では、一般家庭の子犬〜しつけに積極的な飼い主〜競技犬育成者まで使える、実践的で本質的なクレートトレーニング方法を徹底解説します。
子犬の将来の落ち着きや集中力は、クレート習慣で大きく変わります。
今日からすぐに取り組める方法を、ぜひ参考にしてください。
ローツェクレートトレーニングとは?|“閉じ込める”ではなく“安心できる巣”
まず最初に知ってほしいのは、クレートは罰ではなく、犬にとっての「安心できる巣穴」であるということ。
犬は本能的に、「囲まれた安全な空間」で落ち着く性質を持っています。
クレートはその本能に合った環境をつくるためのツールであり、決して「閉じ込める道具」ではありません。
クレート=“安心・落ち着く場所”にすることが最優先
子犬期からクレートを「安心して休める場所」として認識させると、成犬になったときに以下すべてが自然とできるようになります。
クレートがもたらす主なメリット
- 分離不安の予防
- 無駄吠えや不安行動の減少
- 興奮しやすい子のクールダウン
- 家具破壊や誤飲の防止
- 車移動・病院・災害時でも落ち着ける
(スポーツ犬)興奮のオン/オフの切り替えが上手になる
(スポーツ犬)会場待機がスムーズ→パフォーマンス向上
これほど多くのメリットを持つトレーニングは他にありません。
ローツェ私は車の中ではケージに入っているけど、落ち着いて待ってることができるよ!
クレートトレーニングが必要な理由|子犬〜成犬まで一生役立つ
クレートトレーニングは、子犬のしつけの中でも特に優先度が高い理由があります。
① 分離不安の予防と回避に効果が大きい
子犬の脳は、「環境の安心基準」を学習する大切な時期です。
ここで“自分だけで落ち着ける場所”を持たせることで、精神的な安定を養えます。
分離不安になる子の共通点
- 飼い主と距離が近すぎる
- ずっと自由に動ける状態
- 常に刺激が多く、休む習慣が作れていない
これらは、クレート習慣で劇的に改善できます。
② 興奮しやすい子も落ち着きやすくなる
特にサイトハウンド系やスポーツドッグは、刺激に敏感で興奮しやすい傾向があります。
クレートトレーニングを取り入れることで、
- 興奮 → クレート → 落ち着く(オフ)
- クレート → トレーニング → 全力疾走(オン)
という オン/オフの切り替え回路を育てることができます。
スポーツドッグでは、この切り替え力が記録やパフォーマンスに直結します。
③ 災害・通院・ホテル預かり・車移動に強くなる
多くの犬が苦手とする環境は、「狭い空間で落ち着いて待つ」ことが必要です。
クレートに慣れた犬はストレスなく過ごせるため、万が一の災害時やホテル預かりでも安心。
ローツェ私は家で寝る時には、ひとりでケージの中で眠っているよ!
クレート選びのポイント|子犬期に最適なサイズ・形状
① ハードタイプが基本
布製よりも ハードクレート(プラスチック製)推奨。
理由は:
ハードタイプのメリット
- 安全性が高い
- 落ち着きやすい(暗くて静か)
- 車移動にも使える
- 破壊しにくい
特にスポーツ犬や怖がりな子には必須です。
② サイズは「立って回転できる程度」
大きすぎると安心感が薄れ、小さすぎるとストレスになります。
③ カバーを活用すると“巣穴感”が強まりやすい
ブランケットや専用カバーをかけることで、外部刺激が減り、落ち着きやすくなります。
ローツェ私は車の大きさの関係で、ケージタイプを使っているけど、本当はバリケンとかの方が安全だよ!
クレートトレーニングのステップ|成功率の高い実践手順

初めてクレートに入れる場合から、競技犬にも使える本格的なステップを紹介していくね!
STEP1:クレートをさりげなく置いておく(慣らし期間:1〜3日)
まずは何も要求せず、家の中にクレートを置くだけで構いません。
ポイント
- 扉は常に開けっぱなし
- 中におやつを数粒だけ置いておく
- 入ったら褒める
- 押し込まない、誘導しすぎない
➡ 自分から入る成功体験を増やすのが目的
STEP2:入口→奥へと誘導し“勝手に入る”仕組み作り
子犬が自然に入るための簡単なゲームを行います。
やり方
- 入口におやつ
- 食べたら奥にポンと投げる
- 中に入った瞬間に「ハウス」などの合図
- 入ったら褒める+おやつ追加
合図と言動を結びつける重要な段階です。
STEP3:扉を閉める練習(閉じるのは数秒でOK)
最初は短時間で大丈夫。
手順
- 「ハウス」で入れる
- おやつを数粒撒いて食べている間に扉を閉める
- 5〜10秒待つ
- 静かにしているタイミングで開けてOKを出す
ここで「鳴いて開ける」を学習させないことが最重要。
STEP4:少しずつ離れる練習(10秒→数分へ)
扉が閉まっていても落ち着けるなら、
次は飼い主が見えない短時間の練習です。
例
- 扉を閉めて10秒 → キッチンへ行く
- 30秒 → トイレへ行く
- 1分 → 部屋から出る
- 5分 → 家事をする
徐々に「一人の時間」を作ることで、分離不安の予防につながります。
STEP5:日常に組み込む(本番フェーズ)
生活の中で自然とクレートに入る時間を増やします。
おすすめのルーティン例
- 朝の散歩後 → クレートで30分休憩
- お昼寝はクレートで
- 夕方の遊びの後 → クールダウンとして10〜20分
- 夜はクレート就寝(慣れれば)
「疲れた→休む場所=クレート」を習慣化すると成功率が一気に上がります。
ローツェ先住犬がクレートトレーニングが完璧の場合は、後から来た子はクレートになれるのがすごく早いよ!
週齢別|子犬のクレートトレーニング進行目安

その子その子の個体差はあるけど、一般的な進行目安を紹介するね!
生後2〜3ヶ月
- フェーズ0〜2を中心
- 扉は数秒〜1分でOK
- 昼寝の一部をクレートへ移行
生後3〜4ヶ月
- フェーズ3へ
- 5〜15分のクレート休憩
- 車クレートの短距離ドライブ開始
生後4〜6ヶ月
- 日常の半分はクレートでリラックス
- 夜の就寝もクレートへ
(スポーツ犬)興奮→クレートの切り替え練習
ローツェ私は初めからクレートに入ることに抵抗はなかったよ!
よくある失敗とトラブル対処法
① 鳴いてしまう・吠える
解決策
- 難易度を下げる(時間を短くする)
- 鳴く前に開けるのではなく、静かになった瞬間に開ける
- 成功体験を積むことが最優先
鳴いて出してしまうと、“鳴けば出られる”と学習してしまうため注意。
② クレートに入るのを嫌がる
改善方法
- 入口に普段より価値の高いご褒美
- 食事をクレートの入口→中へと少しずつ移動
- 無理に押し込まない
「入る=最高」を地道に強化することが大切。
③ 中で粗相をする
原因
- 滞在時間が長すぎる
- トイレのタイミングと合っていない
- 興奮しすぎて落ち着けていない
対処
- トイレ→遊び→クレート の順番で入れる
- 滞在時間を短くする
- クレート内の敷物が厚すぎる場合は薄いものに変更
④ 夜泣きへの対処
基本
- 就寝前のトイレ
- 日中しっかり疲れさせておく
- 寒さ・暑さ・暗さの見直し
最初は寝室にクレートを置くと安心しやすい子が多いです。
ローツェ気長にやっていくといいと思うよ!
人が先に根負けして諦めないようにしてね!
スポーツドッグ向けに特に効果が高い“オン/オフの切替トレーニング”

私はルアーコーシングをやってるから、「興奮 → クレート → 落ち着く」という切り替え能力が重要なんだよ!
オンの状態からクレートでオフを学習させる
練習例
- 引っ張りっこ or 軽い遊びで興奮
- すぐに「ハウス」でクレートへ
- 噛むおもちゃを入れる
- 数十秒〜数分で落ち着かせる
これを繰り返すだけで“刺激的な状態からの切り替え”が飛躍的に上達します。
大会のアップ後や走行後にすぐクレートで休める犬は、怪我リスクが減り、次の走りの質も安定します。
ローツェ私は比較的すんなり入って、落ち着いて休憩してるよ!
車・外出先でのクレート応用術
短いドライブから慣らす
最初は5〜10分から。
注意点
- いきなり長時間のドライブは不安になりやすい
- 車に乗ってもすぐ外に出さず、家に運んで少し落ち着かせてから出す
外出先でも“いつもと同じクレート”が安心感をつくる
旅行・大会・病院…どんな場所でも同じクレートが“自分の居場所”になります。
ローツェ車移動ではクレートは必須だから、がんばってクレートトレーニングしようね!
まとめ|クレートは子犬の一生の安心をつくる最高のトレーニング

子犬のクレートトレーニングは、「閉じ込めるための場所」ではなく、分離不安の予防・夜泣きの改善・誤飲や破壊行動の防止・興奮しやすい子の落ち着きづくりなど、日常生活で困りやすい悩みを根本から解決するための大切な基礎づくりです。
さらに、オン/オフの切り替えが必要なスポーツドッグにとっても、クレートはパフォーマンスを安定させる重要なトレーニングツールとして役立ちます。
本記事で紹介したステップを日々の中に取り入れることで、子犬が安心して過ごせる「自分の居場所」を持ち、心も体も健康に成長していけるはずです。
子犬のために、クレートトレーニング頑張ってください!
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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