

鹿肉(生食)を愛犬に与えても安全なの?

寄生虫や細菌が心配なんだけど…

高タンパク・低脂肪って本当に良いの?

鹿肉はアレルギーに強いというけど本当?

鹿肉をどれくらいの量を与えればいい?

鹿肉と馬肉はどう違う?どちらが筋肉に良いの?
こんな疑問・悩みを解決します。
1.鹿肉(生食)は犬にとってどんな肉か?
2.鹿肉(生食)のメリット・デメリット
3.鹿肉が向いている犬・向かない犬
4.鹿肉(生食)の最適な与え方
この記事では、鹿肉(生食)のメリット・デメリットを解説し、愛犬に安全かつ効果的に与えるための“正しい使い方”を紹介していきます。
記事を読み終えた時に、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

鹿肉(生食)は犬にとってどんな肉?|特徴と栄養価
1. 高タンパク・低脂肪の“純赤身肉”
鹿肉は「赤身肉の王様」と呼ばれるほど、無駄な脂肪が少なく、タンパク質が豊富です。
一般的な栄養構成は以下の通り。
- タンパク質:20〜23%前後
- 脂質:1〜4%程度
- エネルギー:馬肉より低カロリー
脂質が極端に少ないため、筋肉維持が重要な犬や、太りやすい犬に特に向いています。
逆に、エネルギー消費が大きいスポーツ犬では「脂質の追加」がほぼ必須になります。
2. アレルギーリスクが低いノベルプロテイン
鹿肉は、鶏・牛・豚などに比べてアレルギーの報告が非常に少なく、アレルギー対策として“転換タンパク源”に使われる代表的な肉です。
食物アレルギーのある犬や、皮膚トラブル・軟便が続く犬の食事改善にも選ばれています。
3. 野生由来でミネラルが豊富
野生の鹿は運動量が多く、
赤身部分には以下の栄養素が豊富です。
- ヘム鉄(吸収率が高い)
- 亜鉛
- ビタミンB2・B6・B12
- ナイアシン
これらは、エネルギー代謝や筋肉修復に欠かせない栄養素であり、スポーツ犬には非常に嬉しいメリットと言えます。
ローツェルアーコーシングをしている私にはピッタリのお肉だね!
鹿肉(生食)のメリット|犬の健康・筋肉・アレルギーに良い理由
メリット①:筋肉の維持・修復を強力にサポート
鹿肉はロイシンをはじめとした必須アミノ酸が豊富で、筋合成を促すmTOR経路を強力に刺激します。
- 運動後の筋肉ダメージの修復
- 代謝効率の向上
- 無駄な脂肪がつきにくい体作り
- 競技やトレーニングを続ける犬の身体づくり
これらに非常に適しています。
特にサイトハウンドのような“瞬発系アスリート犬”とは相性抜群です。
メリット②:疲労回復と持久力アップに貢献
鹿肉に多く含まれるヘム鉄とビタミンB12は、赤血球の生成 → 酸素運搬能力の向上に直接関与します。
これにより、
- 疲労しにくくなる
- バテにくい体になる
- パフォーマンスの維持に役立つ
というメリットが期待できます。
激しい運動をする犬や、ルアーコーシング後の回復食としても優秀です。
メリット③:生食は消化が良く、栄養吸収率が高い
犬は生肉を消化しやすい生理構造を持つため、生肉は加熱肉より消化時間が短く、胃腸への負担が少ないことが特徴です。
- 胃酸(pH1〜2)が強く、細菌に強い
- 生肉の酵素が生きている
- 栄養素の熱劣化がない
そのため、生肉のほうが「少量で効率よく栄養を吸収できる」ことが多いです。
特に朝の食事に少量の生肉を混ぜると、代謝が早く上がり、体の動きが良くなる犬もいます。
メリット④:嗜好性が高く、食欲アップに役立つ
鹿肉は香りが強いため、
- 食欲不振の犬
- フード嫌いの犬
- 高齢犬の食欲低下時
- スポーツ後の特別食
などで非常に喜んで食べてくれる肉です。
馬肉が好きな犬は、ほぼ確実に鹿肉も好む傾向があります。
ローツェ鹿肉にはメリットがいっぱいあるんだね!
鹿肉(生食)のデメリット|安全に与えるために知っておきたい注意点
デメリット①:寄生虫・細菌リスク
鹿肉は野生由来のため、寄生虫や細菌のリスクがゼロではありません。
しかし、適切に処理されている製品であれば問題はほぼ回避できます。
安全に選ぶポイント
- −20℃以下で48時間以上冷凍
- “生食用”“犬用”として販売されているもの
- 解凍と再冷凍を繰り返さない
- 血液が濁っているものは避ける
市販の犬用鹿肉の多くはこれらの基準を満たしており、正しく扱えば安全に与えられます。
デメリット②:脂質が少なすぎてカロリー不足になりやすい
鹿肉は非常にヘルシーな肉で、脂質は1〜4%程度しかありません。
そのため、
- 痩せ型の犬
- 運動量が多い犬
- 成長期の子犬
は鹿肉だけだとカロリー不足になり、体重が落ちることがあります。
脂質を補う食材
- サーモンオイル
- MCTオイル
- 卵黄
- ゴートミルク
- 少量の馬脂・牛脂
アスリート犬の場合は“タンパク源を鹿肉にして、脂質は別で補う”のが非常に良い方法です。
ローツェ私は必須脂肪酸を補うために下のオイルをトッピングで使っているよ!

デメリット③:カルシウム不足になりやすい
鹿肉に限らず、肉だけではカルシウムが圧倒的に不足します。
対策
- 生骨(適切な大きさ)
- ボーンブロス
- カルシウム粉
- 小魚(加熱)
生肉中心の食事の場合、カルシウム補給はほぼ必須です。
ローツェ私はカルシウムサプリを摂って、補給しているよ!
カルシウムサプリについて詳しく書いてる記事があるからよかったら見てね!
デメリット④:胃腸が弱い犬は下痢をしやすい
生食に慣れていない犬は、鹿肉を急に増やすと軟便になりやすくなります。
対策
- 最初は5〜10gから
- 半分火を通す
- 他の肉とローテーションする
- 冷たい状態で与えない
体が慣れると、多くの犬は問題なく消化できるようになります。
デメリット⑤:体を冷やす“冷性食材”
鹿肉は東洋医学的には“冷性”。
特に冬場に痩せ型の犬へ毎日大量に与えると、冷えによる代謝低下が起こる可能性があります。
対策
- 生姜を少量追加
- 卵黄を組み合わせる
- オイル類をプラスする
これだけで体の冷えはほぼ防げます。
ローツェ色々なデメリットもあることを理解しておいてね!
鹿肉(生食)はどんな犬に最適?|向いているタイプ・向かないタイプ
鹿肉が向いている犬
- アスリート犬(ルアーコーシング・ダッシュ系)
- サイトハウンド(ウィペット・イタグレ)
- アレルギー体質の犬
- ダイエット中の犬
- 筋肉量を維持したい犬
鹿肉は、「脂肪を付けずに筋肉を維持したい」犬に最適です。
鹿肉が向かないケース
- 体重が落ちやすい犬(脂質不足になりやすい)
- 冷え性の犬(冬場は要調整)
- 生食に慣れていない高齢犬(少量ずつならOK)
これらの犬でも、与え方を工夫すれば十分活用できます。
ローツェ愛犬に鹿肉を上げる時は、じっくり観察して、様子がおかしかったらあげるのを中止してね!
犬に鹿肉(生食)を与える最適な頻度と量
最適な与え方(基本)
- 週2〜3回のローテーションが理想的
- 馬肉・鶏肉・サーモン・内臓と組み合わせる
- 大会前後の栄養補給に使うと効果的
量の目安
- 体重10〜12kg:50〜120g
- 運動直後:少量(30〜50g)
- 食事全体の20〜30%を目安に調整
脂質が少ないため、鹿肉100%ではなく“補助タンパク源”として使うのが最も効果的です。
ローツェ食物アレルギーは怖いから、初めは少量からスタートしてね!
鹿肉(生食)は高タンパクでアスリートドッグに最適。ただし脂質と安全管理は必須

鹿肉(生食)は、犬にとって非常に優れたタンパク源であり、高タンパク・低脂肪・アレルギーに強いノベルプロテインという特徴から、筋肉維持や疲労回復、皮膚トラブルの改善など、多くの健康メリットが期待できます。
また、生食ならではの消化の良さや嗜好性の高さは、食欲が落ちやすい犬やスポーツ犬にとって大きなプラス要素です。
一方で、野生由来肉ならではの寄生虫リスクや、脂質不足によるカロリー不足、カルシウムの偏り、冬場の体の冷えなど、正しく理解しておきたいデメリットも存在します。
しかし、−20℃以下の冷凍処理をされた安全な鹿肉を選び、オイルや卵黄で脂質を補い、骨やカルシウムでミネラルを調整し、週2〜3回のローテーションで使うなど、ポイントを押さえて与えれば、鹿肉は愛犬の健康とパフォーマンス向上に大きく貢献してくれる「最強の赤身肉」になります。
特に、サイトハウンドやルアーコーシングなどのアスリート犬にとっては、筋肉ケア・エネルギー代謝の両面で大きな効果が期待できる食材です。
鹿肉のメリットとデメリットを理解し、愛犬に最適な形で取り入れることで、より健康で力強く、生涯を通して元気に走り続けられる身体づくりができます。
もちろんスポーツをしていないわんこにもおすすめの食材なので、食欲が落ちて困っている時などには積極的に使ってみてください。
あなたの愛犬が健康に暮らし、あなたと一緒に最高の思い出ができることを願っています。
ローツェ最後まで読んでいただきありがとうございました。
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